☆「この人はオレが成功すればきっと祝福してくれる人だ」と思うに違いない。
☆権力と結びつくこと、土地をはじめとした投機、この二つこそは、”落差”を
駈け昇るうえで、きわめて有効な手段だった。
これによる成功は好運と強欲と反倫理性につながるものと思われ易い。
したがって、庶民からねたみやすねみを受けることがあっても
あまり尊敬されない。
誰かに損をさせる、あるいは誰かの正当な利益を奪うことによって富を築いた
と受け取られる場合が多い。(現実はそうでなくても、自らの不決断と非才と
に自慰(じい)を与えようとする人間が多い)
☆成功者の最大の義務は、自分が成功したことを世の中に示し、
その社会に夢をつくることだと思う。
それによって、「われわれの社会には、これだけの可能性がある」という
夢を持たすことができる。
☆自分が苦労している目的は3つ。1つは、アメリカンドリームを再興するため。
2つ目は、アメリカの富と労働力を無能な経営者に無駄にさせないため。
自分が金持ちになったのはその結果にすぎず3番目の目的である。
☆福田赳夫氏には、自己の利害より「正しいことは正しい」と言い切るところがある。
☆家電は、庶民大衆、少額多数の消費者を相手にするもので、
自分が得ることは他人が失うという考え方ではなく、
「自分が儲けることはいいことだ」。そして、そこには、言行一致がある。
☆東京に進出することなく、関西に閉じこもっているから、権力志向的イメージを
与えない。
☆「私は社業に専念しなければならない。 それに、私は万博の会長になっても、
松下電器の会長としての判断を全く捨て切る自信がない。
松下のパビリオンはいい場所においてくれというようなことを言いそうだ。・・・・
そういう人は不適任だ。もっと適任の方はいらっしゃるのではないか・・・・・」
大いに残念であったが、非常に正直で好感の持てる断り方だった。
☆市電を見て。これからは電気の時代やと思って始めたんやけど、
もう大都市には市電は走っていない。
市電の寿命は60年ぐらいなもんですね、
それからすると人間のシ寿命のほうが まだ長い。
時代は移り変わるけれども、すべてのものには寿命がある。
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