交野市立第3中学校 卒業生のブログ

中高年の

皆さ~ん  お元気ですか~?

読書:李登輝 「武士道」解題―ノーブレス・オブリージュとは

2013-03-24 19:52:39 | 徳育 人間力

敷島の大和心を人問はば、朝日に匂ふ山桜花。

日本の心を大切にしないとと思いました。

教育改革が必要だと思いました。

ややこしいところを飛ばし読みしていっても

読む価値があると思います。

***************************

台湾前総統で旧制の日本教育を受けた著者は「日本の良いところや、精神的価値観の重要性を人一倍よく知っている」と言う。新渡戸稲造が100年余り前に著した『武士道』を解説しながら、日本人が忘れかけている高い精神性を取り戻そうと訴える。

 

 新渡戸は「義」を重んじ、「忠」を尊び、「誠」をもって率先垂範するといった武士道が、民族固有の歴史や風俗、仏教や儒教、神道などと深く関わっていることを記した。著者は1000年もの長い間、日本に浸透し、世界に誇るべき精神的支柱だった武士道や「大和魂」を、戦後、日本が意識的に踏みつけてきたことを批判する。

 

 日本再生を期す今こそ、武士道の規範を徹底的に再検討し、実践に移すべきだと熱く説いている。

 


(日経ビジネス 2003/05/05 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

 

 *****************

本居宣長は「しきしまのやまと心を人とはば、朝日ににほふ山ざくらばな(肖像自讃)」
と詠んで日本人の純粋無垢な心情を示す言葉として表した。
たしかに、サクラは私たち日本人が古来からもっとも愛した花である。
そしてわが国民性の象徴であった。
宣長が用いた「朝日ににほふ山ざくらばな」という下の句に特に注目されたい。
大和魂とは、ひ弱な人工栽培植物ではない。
自然に生じた、という意味では野生のものである。
それは日本の風土に固有のものである。
その性質のあるものは偶然、他の国土の花と同じような性質を有しているかもしれない。
だが本質において、これは日本の風土に固有に発生した自然の所産である。

 http://www.kokin.rr-livelife.net/koten/koten_wa/koten_wa_38.html

 


忠誠の誓い "The Pledge of Allegiance" (アメリカン・カルチャーを知る講座 )

2013-03-22 17:23:57 | 徳育 人間力

アメリカの愛国心教育は、幼児期から始まります。

幼い頃から愛国心をたたき込まれるので、

アメリカで育った人は外国人でも「アメリカが一番いい国」と思えてきてしまうほどです。



アメリカの公立小中学校や幼稚園では、毎朝、生徒がアメリカの国旗、星条旗に向かって右手を左胸にあて、「忠誠の誓い(the Pledge of Allegiance)」という文句を唱えています。

どんな文句かご紹介しましょう。

I pledge allegiance to the flag of the United States of America and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all.

「私はアメリカ合衆国の国旗と、その国旗が象徴する共和国、神のもとに統一さ れ全ての人々に自由と正義が約束された不可分の国に忠誠を誓います」

 

http://www.eigotown.com/eigocollege/marie_english/backnumber/marie_english06.shtml


人生最後の瞬間、問われるのはそこです

2013-03-16 10:57:48 | 徳育 人間力

伊勢の父と呼ばれる中山靖雄さんの本に掲載されているエピソードです。
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4759312757/nicecopy-22


この本の中で、中山さんが
脳梗塞で倒れられたときの話が掲載されています。


倒れて救急車で運ばれるとき

夢か幻か、
中山さんの前に御所車のような乗り物が降りてきたのだそうです。


あの世への迎えの使者が来たんです。

そのとき、中山さんは
その迎えの者に


「あなたはこの人生で何をしてきましたか?」
と聞かれるような気がしたそうです。


しかし……


違った!


あの世からの使者にこう聞かれたそうです。

「あなたは何を思って生きてきましたか?」

「あなたは喜んで生きてきましたか?」


中山さんはハッとしたそうです。
これまで自分のやっていることに重きを置いていたことに気づいたそうです。


自分は喜んで生きてきただろうか?


自分は喜んで生きてきただろうか?


自分は喜んで生きてきただろうか?



中山さんはこう痛感したそうです。


「人生は、何をしてきたかではなく、
『どういう思いで生きてきたか』ということ、
そして、喜んで生きているかどうかが大事なのだと心から思いました」
 

最後に、有名な話ですが
3人の石切り職人という話をご紹介しましょう。


ひとりの旅人が、ある町を通りかかり、
そこで、石を運んでいる石切り職人に出会います。


旅人は、職人に尋ねた。

「あなたは、何をしているんですか?」
職人は、「石を運んでいるんだ!お金を稼ぐために」と
イライラした表情で答えた。


また別の職人に同じ質問をしてみると、
今度の職人は「この石で壁を作っているのです」と答えた。


3人目の職人にも、同じ事を尋ねると、
その職人は目を輝かせ、
うれしそうにこう語ってくれた。


「みんなの心の安らぎになる教会を作っているのです。 
 私は、その素晴らしい教会を夢見て、
 こうして石を切り出しているのです」

何をしているかではない。
どういう思いで生きてきたか。


人生最後の瞬間、問われるのはそこです。