Q:水を1日2リットル以上飲むと健康に良いって本当?
A:うそです。
Q:酢を飲むと健康的に痩せるって本当?
A:本当です。
Q:ヨーグルトがおなかにいいって本当?
A:うそです。
Q;生野菜をたくさん食べるのは健康に良いって本当?
A:うそです。
Q:オリーブオイルはからだにいいって本当?
A:本当です。
(本書の内容より抜粋)
インドの「アーユルヴェーダ」という考えをもとに書かれた本です。
長い時のなかで散在してしまった、古代の自然医学、アーユルヴェーダを
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーさんが中心になって、現代版に。
ドーシャ ヴァータ 風から連想できる質
ピッタ 火から連想できる質
カパ 水から連想できる質
グナ サットヴァ 穏やかで調和的
ラジャス 自己中心的で攻撃的
タマス 抑うつ的で環境を破壊する
アーマ 毒素の一種 食べたものの未消化物
オージャス 生命エネルギー
アグニ 消化力
⇒一通り読んで、「白湯」と「はちみつ」をやってみようと思った。
◇魚と一緒に食べてはいけないものはレンコン。
⇒未消化なものが残ると病気になるという考えだと思った。
・空腹を感じてから食べなさい。
・小腹が空いても食べない。完全におなかが空いてから食べる。
・1,2時間してから果物を食べない。
胃の中で、新しいものと古いものを混ぜると消化に悪い。
洗濯機と同じイメージで考えて。
・腹分目で、消化。胃がめいいっぱい膨らむと動けない。
・朝食、昼食、夕食のなかで昼食を中心に。(1:3:2)
・体調がよくないときは夕食を野菜スープに。
お米だと重いなと感じるときは夕食をおそばにするのもいい。
・未消化なものは毒になります。
・栄養がある食べ物だって消化されなければ栄養にならないでしょ。
◇作りたての料理は、オージャスとサットヴァがとても多く含まれる。
食べたものによって心の状態が変化する。
心のバランスは食べたもので決まる。
◇朝の過ごし方
・日の出前に起きるとさわやかに目覚める。
・白湯を飲む。
・洗顔
・排泄 ・・・・・が紹介されています。
◇ここで、ふと疑問に思ったことを調べてみました。
「白湯と湯冷ましの違いは?」
湯冷ましとは、その言葉の通り、お湯を冷ましたもの。
白湯とは、お湯そのもの。
湯冷ましとは、人肌程度まで覚まします。
白湯の場合、人肌まで下げると下げ過ぎ。
健康効果を考えると、少しフーフー言いながら飲むぐらいがちょうど良い。
少なくても体温よりは熱い必要があるので、最低でも50℃以上は欲しい。
◇食べたいものを(おいしいと思うもの) を食べるのは体に良いというのは、
ドーシャトアグニが整っている場合。
タマスやラジャスが大きく乱れて心と体のバランスが崩れているときは
からだに良くないものをおいしいと感じてしまう。
たとえば、仕事が忙しい時に無性にポテトチップスが食べたくなることがありませんか。
忙しい時はヴァータが乱れています。
塩を油はヴァータを整える効果があります。
一見、体のバランスを整えてくれそうですが、体には決してよくありません。
少量の油で炒め、塩でほどよく味付けをした野菜炒めを食べたほうが
はるかに健康的です。
◇正しい消化力=アグニをしっかり取り戻すことで健康的にやせる。
消化が良くなることで体のバランスが整えば自然と適切な体重に戻っていきます。
◇6つの味(甘い、しょっぱい、酸っぱい、辛い、苦い、渋い)
1回の食事で、すべての味をきちんと味わってください。
<読んだ感想>
東洋的なものは馴染みがあるし、インドよりも単純(?)なのか
わかりやすい。
この本はインドの考え方なので、難しくってすべてを理解できないけれど、
健康とは別に、 インド哲学って、おもしろそうと思った。
15年ほど前に、職場の同僚とインドの北の部分を豪遊しました。
インド門の近くでクリケットを子供たちと一緒にしました。
不思議な占い師にも会いました。
いつかガンジス河と南部のほうへ行きたいと思っています。
蓮村誠(ハスムラ マコト)
1961年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業、医学博士。医療法人社団邦友理至会理事長。オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ認定医。特定非営利活動法人ヴェーダ平和協会理事長。東京慈恵会医科大学病理学教室および神経病理研究室勤務後、1992年オランダマハリシ・ヴェーダ大学、マハリシ・アーユルヴェーダ医師養成コースに参加。現在、診療に当たる傍ら、マハリシ・ヴェーダ医療医師養成教育、全国各地での講演活動、書籍執筆などマハリシ・ヴェーダ医療の普及に努める。
⇒他の本とも共通するなと思うこと
・未消化 毒 宿便 ⇒ 断食 胃腸を休める
・よく噛む(一口で20~30回)
・食べ過ぎない。 腹八分目。
・早起きをする。
ごま油うがい、効かなかったんでしょうか?