交野市立第3中学校 卒業生のブログ

中高年の

皆さ~ん  お元気ですか~?

10歳の放浪記 上條さなえ

2012-02-27 22:17:35 | 書籍

戦後ですが、僕たちが生まれる前の日本。

昭和35年、父とふたり、池袋のドヤ街で、その日暮らし。

支えてくれたのは、パチンコ屋のお兄ちゃん、やくざのお兄さん、床屋のお姉さん・・・・・普通の人たちがやさしかった時。

 

以下はメモ。

(成東にある浪切不動こと不動院長勝寺)

ケネディーは、43歳で、大統領。同じ歳か。

親がなにをしてくれるのか、ではなく、親のために子がなにをできるのか。

やくざが弱いもん助けんで、どーそんだ。

人からバカにされる仕事でも誇りだけは失わない生き方を。

お父ちゃん、一人でどうすんの?病気したとき、なこがいなきゃ、困るでしょ。パチンコして、ご飯を買ってくるなこがいなくなったら、どうするの?

学園に布団を送るんだけど、大正琴を質屋に入れたよ。布団なくちゃ、困るだろ。

早苗は、父がパンの代金を払ってる間に、父のボストンバックの中に森本さんからもらった百円札をそっとしのばせた。これがあれば、どんなことがあっても一晩はベットに泊まることができるだろうと思った。

「これ、フランスの貴族が飲んでいるワインと一緒よ。」母の言葉を大学生になっても信じていましたが、これは母がついたうその中でいちばんうれしいうそでした。

 

 


三菱商事、三井物産、三菱UFJ銀行、三井住友銀行・・・・・本社を大阪へ移転

2012-02-25 18:28:42 | 節電 経済 政治 産業 食料 エネルギー

東京都HP
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/KAIKEN/kako24.htm
↑24日の分、16分頃の質問

 



(動画15分45秒~)
・記者の質問
先日の都議会の定例会の施政方針演説で、
知事が24年度予算は都税収入が5年連続で減少していると述べていますが、
昨日の発表で、三菱商事、三井物産、三菱UFJ銀行、三井住友銀行
そのほかパナソニックなどが大阪へ本社を移転すると発表しましたが、
それによって税収がおそらくかなり下がると思いますが、その点に対して、知事の見解をお願いします。

・都知事の回答

困ったもんだね。それね。本社はたくさん東京にあったほうが良いんだけど、
しかしやっぱりね、そういう形で、集中集積が進みすぎるのも好ましくないしね。
大阪が要するに大大阪として復活しようとしてる時にね、
そういう優良な企業が大阪に本社を移すのは、まあ大阪にとっちゃ好ましいことだし、
相対的に日本にとっては、そう悪いことではないんじゃないのかな。
敵に塩を送るつもりはないけど。


学力調査上位秋田と福井の6つの共通点

2012-02-21 00:40:52 | 建て直し

文部科学省は、全国学力・学習状況調査において比較的良好な結果を示した秋田県、福井県の教育施策・指導等の特徴にはどのようなものがみられるか調査研究の概要を発表した。秋田県、福井県の学力の高さを生み出している共通要因として、下記の6つの要因が存在していることが明らかになった。

1)教員の授業力向上に対する教育行政の積極的で計画的な指導や支援
2)学校の外部の組織・団体の積極的な働きかけと研究活動の推進
3)学校における管理職と教員の協力関係と教員全員の共通理解に基づく熱心な学習指導
4)児童生徒の素直さとまじめさ
5)家庭の安定と家庭の教育力の均質な高さ
6)厳しい自然を生き抜く勤勉で連帯感のある地域や風土
の6つの要因。

両県の児童生徒の学力の高さは、教育委員会や教員の取組に独自性があるというよりも、各学校における教員が協力し合って、よりよい授業を求めて研究し、効果が上がるまで徹底的に実践していることによるものと考えられるという。


Study Place 翔智塾

2012-02-21 00:23:02 | 建て直し
このようなのを見ると、
自由化のよる多様性がこの国の教育の改革に必要だとおもんです。
 
 
 

Study Place 翔智塾

空間デザインや創造性に満ち溢れる個性的な塾をご紹介。第1回目は茨城県守谷市にある翔智塾が登場。

塾業界のスタ場。珈琲の代わりに宿題が出る塾


中村五十一塾長

 「カフェですが、珈琲は出ません。代わりに宿題が出ます」をキーワードに、本気で頑張る子どもたちのための翔智塾「学び場(Study Place)陽だまりSite」を開塾したのが2008年。翔智塾は「授業を聞きに来るだけ」の塾ではなく、勉強(Study)に対して高い意識をもった子どもたちが、自らを高め合うために集う場所(place)という意味を込めて、Study Place、略して「スタ場」と名づけた。

 さらに11年春には、よりパワーアップした「学び場(Study Place)木もれ陽Site」を開校。守谷市でスタ場と言えば、本家スタバを上回るほどの認知度だとか。

 スタ場のデザインに対するコンセプトは、いったい何なのだろうか。
「塾の授業がいいのは当たり前であり、授業だけが塾の商品やサービスではないはずです。塾は子どもにとっての大事な居場所だからこそ、その居心地の良さを徹底的に追求しました。そのお手本になったのが、カフェだったのです」と、中村五十一塾長。

 中村塾長の教育観とデザイナーのセンスが化学反応を起こし、教育とデザインが調和した設計が生まれた。個別指導専用室から、科目ごとのレベル別クラス編成を可能にすべく、様々な工夫を凝らした。子どもたちの個性が多様であるがゆえに、子どもたちに最適な学び方もまた多様であるのだから。

居心地の良さを徹底追求

 スタ場には、数々の学びの仕掛けが施されている。まず、入って気づくのは、入口と出口が別々であること。こうすることにより、授業時の入れ替えをスムーズに行うことができる。教室に入ると視界いっぱいに、カフェみたいな自習スペースが広がる。さらに奥に進むと、教室の両脇に壁黒板が一面に現れ、生徒自身が好きなことを書けるようになっている。

 各教室の背後には、何やら怪しげな(⁉)窓がある。この覗き窓のおかげで、生徒、講師の両者は緊張感を持って授業に臨むことができる。休憩スペースは、スタ場だけあって本物のカフェテリアそのものだ。ここの居心地の良さといったら、まさにおしゃれなカフェにいる気分。驚いたことに子どもの授業に合わせて、ここで晩御飯を食べる家族もいるそうだ。

 「今後は、地域の住民を巻き込んだ展開を考えており、街の学びの場所として変革していきたい」。

 スタ場の進化はとどまることがない。

フォトギャラリー

Study Place 翔智塾
http://www.study-place.com

生徒と共に「学び、未来を変えよう」  株式会社 栄光 関田 美三男 社長

2012-02-21 00:05:42 | 建て直し

http://www.shijyukukai.jp/useful/interview/201202/

 

生徒と共に「学び、未来を変えよう」

株式会社 栄光 関田 美三男 社長

株式会社 栄光 関田 美三男 社長

 今年1月1日付けで、栄光グループの中核を成す株式会社栄光の社長に就任した関田美三男氏。昨年までの役職は株式会社エデュケーショナルネットワークの社長だ。
 新社長としての抱負、今後の課題などについて聞いてみた。

震災時に適確な行動を示してくれた宮城の職員

─ 栄光の社長の就任、おめでとうございます。昨年は東日本大震災という日本中を震撼させた大地震がありましたが、宮城県には栄光の教室もたくさんありますね。

 宮城には23教室ありましたが、震災の影響で5つ閉鎖し、今は18教室になっています。

─ 相当大きな被害を受けたのでしょうね。

 職員と生徒は全員無事でしたが、卒塾生が3名亡くなりました。

 震災時の職員の対応は本当にすばらしいものでした。宮城の職員は震災後すぐに仙台駅近くの教室(ナビオ仙台)に集まり、現地で緊急対策本部を立ち上げました。そこで安否確認からその後の対応まで、マニュアルにはない動きをしてくれました。塾の生徒でなくても避難してきた子どもたちを助け、機敏に対応いたしました。

 こちらからは連絡もとれないような状況でしたが、適確で勇敢な行動を示してくれて、本当に感謝しております。

 震災後も避難所で理科実験をやったり、地元の中学に出向いて補習授業を行ったりと、教育面での復興支援活動は今も続けています。復興に向けて地域のお役に立つことがあれば、今後もやっていきたいと思っています。

教育を取り巻く変化を敏感に察知し、学習指導に活かしたい

─ 社長になられたお気持ちを率直に語っていただけますか。

 教室を運営し、人を育てるという面ではノウハウも蓄積されて平準化、マニュアル化していますので、それは私どもの強みだと思っています。しかし一方、教育環境の変化などをいち早く察知し、それを指導の現場に活かしたり、集客に結びつけたりする力をより強化する必要があるとも感じています

 例えば本年度から中学で新学習指導要領に移行し、学習内容が大幅に変更・増加します。その機会をすばやく捉え、正確に保護者にお伝えして、新規顧客の開拓、塾生の通塾継続に結びつけることが、もっとできるはずです。

 要するに、従来の教室運営や学習指導に加え、子どもたちを取り巻く環境変化を敏感に感じ取り、それを今日、明日、さらに来年の指導に活かせるような進化し続ける塾作りをしていきたいと考えています。そのような視点から職員一人ひとりの成長を促せば、生徒や保護者に学習指導面で一層ご満足いただける塾になるのではないでしょうか。子どもたちの5年後、10年後に必要な力は何なのか。現在教育を取り巻いている状況から想像することは非常に困難ではありますが、それを考えていくことが私たちの企業理念、PROVIDA~学び、未来を変えよう~だと思うのです

─ そのほかには何かありますか。

 システム面で申し上げますと、現在、基幹システムの見直しを行っています。特に顧客管理システムはご家庭とのコミュニケーションを深めるツールとしても活用できるよう、その見直しを図っています。システムに委ねられるところを委ねれば、教室職員はフェイス・トゥー・フェイスで時間をじっくりかけて、生徒・保護者との絆を深めることができます。もう少し時間はかかりますが、順次進めていくつもりです。

Z会の通信添削の強みを教科指導に活かす

─ Z会と資本・業務提携をされていますが、具体的にはどのようなことをやっていますか。

 Z会さんにはなんといっても通信添削という、ご家庭で時間に縛られずできる学習ツールがあります。例えば小学生の非受験クラスは通塾日数から国語と算数が中心です。理科・社会を含めて総合的な力を身につける機会をご家庭に提供するために、Z会さんの通信添削との併用のご案内を、2011年から始めました。国語と算数は塾で学び、家庭では通信添削で理科・社会を学ぶというスタイルです。対面指導と通信指導を組み合わせた新たなハイブリッド学習と言えます。

 またZ会さんの通信添削には、自分の考えを論理的に文章で説明する力を養う、公立中高一貫校受検対策に役立つ講座もあります。公立中高一貫校を目指す生徒たちに、Z会さんの作文講座を受けてもらっており、大きな成果を挙げています

進学会の教室展開ノウハウを活かした「リテラ」


─ 進学会とも資本・業務提携を昨年しましたが、こちらの方はいかがでしょうか。

 進学会さんは優れた教室展開ノウハウをお持ちですので、そこを学ばせていただきたいと思っております。

 私どもが今教室展開している地域は、首都圏以外ではごく限られています。京都にしても、宮城にしても、ご縁があってそこに教室を持つことができたわけですが、進学会さんは北海道から全国に積極的に展開されています。そこには教室展開のノウハウやデータがあると思います。ですから、その適正な教室立地の判断とか、地域にあった指導内容は何なのかとか、エリアを見定めた上での展開などを勉強させていただいております。

─ 例えばそういった教室はすでにありますでしょうか。

 「栄光ゼミナール・リテラ」という教室を埼玉県内で三校始めました。地域密着で、地元の県立高校を目指す子どもたちを対象にしています。

 県立高校入試に必要な五教科を週二日の通塾で学べることが特長です。また、比較的狭い商圏を設定しているため、地元中学の学習速度や内容に合った定期テスト対策が可能です。もちろん、栄光ゼミナールの「安心・安全」はリテラでも取り入れています。

 立地も、従来は駅前に出校するのが私どものやり方でしたが、「リテラ」は住宅立地型です。私どもにとっては未経験のことですが、そこは進学会さんのノウハウを学ばせていただいています。

新たなものを生み出すのに必要なのは「人の交流」

 小学校低学年から中学受験、大学受験まで、一貫してクオリティの高いZ会さんの知恵をどうやって身につけていくことができるか。一方、進学会さんの教室展開における豊富な経験をどのように身につけるか。相乗効果で、成果を得たいと思います。

 塾は教えることが仕事ですが、顧客に支持され進化を続けるためには、塾としても学ぶことが大切です。Z会さん、進学会さんは私たちとは違う土俵で仕事をされ、洗練された方法論をお持ちです。異なるもの同士が互いに影響し合えば、何か新しいものを生み出すことができる。要するに化学反応なんですね。

 私たちが大切にしているのは人の交流です。人が交流することで考え方や方法、様々な知恵が交換され、そこから新たなものが生まれてくると考えています。

─ お話を聞いていると、今後さらに面白い塾づくりができそうですね。

 そうですね。塾は一定の立地面積を必要とするビジネスですが、教室を使っている時間は午後3~5時から10~11時で、一日の約三分の一です。その時間と空間の活用方法をもう少し上手にシェアできないかということも考えております

 今回、ソーシャル・シェアリング・サービスという会社を新たに合弁で立ち上げ、恵比寿ガーデンプレイスの中で時間ごとに教室空間をシェアするワンストップのサービスを始めます。栄光ゼミナールも入りますが、そこには習い事の教室もあれば、民間学童クラブもあります。シェーン英会話や、大人向けの資格取得の講座も用意します。もちろん習い事や塾にそれぞれ通うお子さんもいるでしょうが、民間学童クラブで放課後を過ごしながら、施設内の塾や習い事に通うお子さんもいるはずです。お子さんや保護者の満足をさらに高めながら、時間と空間を上手に活用していきたいと考えています。

─ そのほか、重要な課題があれば教えてください。

 私もそうですが、塾はどうしても生徒に一方的に教え込む傾向があります。できるだけそういった指導から脱却し、自ら主体的に学ぶ生徒を育成する必要を感じています。そのためのシステムや環境づくりが急務だと考えております。

─ 最後に、塾業界の方々にアドバイスやメッセージがあれば、お願いいたします。

 アドバイスなどおこがましいですが、多くの皆様に出会って、勉強したいと思っております。お互い交流を深め、子どもたち一人ひとりの夢の実現をサポートするという塾の使命を果たしたいと考えています。ご指導宜しくお願い申し上げます。

 

ブランド展開の状況

(注)「栄光ゼミナール」は主に小中学生を対象とする進学指導塾、「ナビオ」は現役高校生を対象とする学習塾、「ビザビ」は個別指導専門塾であります。

POINT
  • 環境の変化に機敏に対応し、進化する塾へ

塾の代表の方々の皆さんがおっしゃっていたことは

2012-02-20 23:53:15 | 建て直し

塾の代表の方々の皆さんがおっしゃっていたことは、

「原点回帰」
「企業理念の徹底」
「生徒・保護者の目線に立っているかの再確認」
「電話応対や身だしなみ、
 振る舞いという基本的なことができているのか」
「塾は学びの場として、分かること、できることを言語で伝える」
「周辺塾との差別化」
「校舎のバラツキをなくしたい」
「当たり前のことを当たり前にできる人材の育成」
「長い期間通いたくなる塾になる」   等々…。

「"5S" 整理・整頓・清掃・清潔、しつけ」の徹底。


不況、少子化…この時期だからこそ、基本に戻り徹底を。

⇒ 義務教育も含めて教育の自由化をしたらいいんじゃないかと思っています。


コンピュータを「賢く」しすぎたことも問題

2012-02-15 11:08:37 | 建て直し

1960年代のアメリカで、小中教育でコンピューターを使おうとした。ソフト開発も熱心に行われたが、結局この計画は失敗に終わった。

コンピュータを「賢く」しすぎたことも問題でした。

こどもは失敗しながら学ぶのが楽しいのです。あまりうまくできすぎると、つまらない。

コンピュータが何でもやってしまうので学習意欲がもてなかった。

 

それが改良されて、70年代80年代になると、大学が中心になって全国規模のさまざまの調査が行われた。

その結果、

「算数については、中間層は全く効果がない」という報告がされた。

一部のできる生徒は、先生など無視してどんどん学習を進めていく。やがて先生が驚くこともやりだす。

一方、できない生徒はこれまでわからないことがあっても、怒られるのが嫌で質問が出来なかったが、パソコン相手だとストレスがなく、のびのび学習ができた。

結局のところ、すべての人の役立つというのは難しい。

 

 

(松下幸之助が描いた21世紀の日本 PHP)


電話はそれほど普及しないはずだ。なぜなら普及しすぎると・・・・・

2012-02-15 10:47:51 | 建て直し

大衆化と多様化が鍵になる

ある大学にiPadを全員に持たせようと話が出た時、学生はみんな賛成したのですが、一番強硬に反対したのが、ITが専門の先生だったそうです。いま使っているパソコンで十分、同じことができるというわけです。大学としても、ITに詳しい先生の意見なので無視することもできないようです。このあたりは政府も同じような問題を抱えているのではないでしょうか。

いまITが専門家から非専門家に移っていく過程といえます。

学生は、まだ専門家になる前なので新しい技術に抵抗がなく寛容です。ところが専門家の場合、そうならない。

専門家は、強いプライドを持っているし、権威もある。その結果、軽率に新しいものに飛びつきたがりません。

これは、大企業も同じで、プロとしての実績があり、権威があり、予算もあります。そういう部署の人たちは、新しい技術にそれほど魅力を感じないのは当然です。

しかし、ユーザーは違います。単純に、

「こんな便利なツールは、今までなかった」と喜んでいる人が多いと思います。そこにギャップがあります。

このギャップを超えたとき、大衆化が始まります

 

電話は、初期のころ、手動交換で、「もしもし」というと、交換手が「どちらへおかけですか」と聞いていました。そこで相手先を告げると「では、つなぎます」と相手を呼び出してくれた。

そこから当時、珍妙な議論も生まれた。

電話はそれほど普及しないはずだ。なぜなら普及しすぎると、人類全員が交換手にならざるえないからだ」と。

しかしこれらは、交換業務を自動化することで解決した。

そう考えると、新しいメディアをめぐる議論も大部分が過渡期だから起こっているにすぎない。

(松下幸之助が描いた21世紀の日本 PHP)


「教師をいかにたすけるか」という視点

2012-02-15 10:21:44 | 建て直し

日本の国力を上げるためには

学校教育とITの関係について、私は「教師をいかにたすけるか」という視点で考えるべきだと思っています。

文部科学省では学校に電子黒板を導入することを検討しているが、

生徒のわかりやすくするためというより、先生が自信をもって教えられるためのツールとして考えてもらいたいと思います。

 

ここで、大事になるのが教材です。

これだけITが進み、ソフトも立派なものが出来ているのだから、これを使わない手はない。

極端な話、教師に知識がなくても子供に堂々と教えられるような教材を与える。

教師に大切なのは、プライドです。

生徒にバカにされたり、この教師はダメだと思われたら教えることはできません。

逆に、この先生は尊敬できると思えば、生徒は一生懸命聞きます。電子黒板も、そんなツールの1つにできると思う。

 

(松下幸之助が描いた21世紀の日本 PHP)

広中 平祐(ひろなか へいすけ、1931年4月9日 - )は日本の数学者。日本人で2人目のフィールズ賞受賞者である。専門は代数幾何学で、フィールズ賞受賞対象の研究は「標数0の体上の代数多様体の特異点の解消および解析多様体の特異点の解消」。

山口県玖珂郡由宇町(現・岩国市)生まれ。両親は再婚同士で、15人兄弟の7番目として生まれた。父は大手の呉服商や織物工場を営み、戦前はかなり裕福な家庭で育った。
 
1944年に旧制柳井中学に入学。しかし中学2年からは光海軍工廠での兵器製造に学徒動員され、学業は停止。召集された長兄と次兄は戦死し、父の会社も戦後は没落。父は衣料品の行商人として平祐たちを育てた。
 
京都大学理学部に進学。1957年からはハーバード大学に3年間留学し、特異点解消の研究に打ち込む。在籍中の1959年には半年間、パリの高等科学研究所の客員研究員に。1962年、ブランダイス大学の講師の職を得て各種の多様体上の特異点の解消に関する研究に打ち込む。1962年、自宅で構想中に得たひらめきを元に定理を構築し、1964年に論文を発表。この研究が認められ、1970年にフィールズ賞を受賞した。
 
1964年、コロンビア大学の教授に招聘される。1968年からはハーバード大学教授。1975年、昭和生まれでは初の文化勲章を受章。同年から京都大学教授も兼任(1988年退任)。
 
夫人は環境庁長官を務めた広中和歌子。娘の広中えり子も数学者でフロリダ州立大学助教授。


・幼少時、わからないことがあると何でも質問するため、母親から「なぜなぜ坊や」と呼ばれていた。母親は疑問に答えられないと、「偉い人に聞けば分かるだろう」と町の医者や神主のところに平祐を連れて行き、答えを尋ねてくれたという。
・若い頃はピアノの演奏家、作曲家を志していた。ピアノは高校時代に殆ど独学したが、始めた時期が遅いことからプロの演奏家になることは諦めた。
・中学1年の時、2歳上の姉が悩んでいた数学の因数分解の問題をのぞき見、教科書の公式を見てすらりと解いてしまう。後年「数学が面白いと初めて感じた瞬間だった」と振り返っている。
・京都大学の学生時代は秋月康夫の研究室に入り、厳しい指導を受ける。日本人3人目のフィールズ賞受賞者・森重文も秋月研究室出身。
・多様体特異点の解消問題を、制限条件を付けて学会発表した。その時、岡潔が立ち上がり、問題は一般的に制限なしで解かなければ解けないと言った。その後、広中は制限なしで解き、フィールズ賞の成果となる。
・ハーバード大ではオスカー・ザリスキに師事。同門下にデヴィッド・マンフォード(1974年フィールズ賞受賞)がおり、広中は後年「ランチを食べながらお互いに教え合い、刺激しあった」と語っている。
・研究員としてパリに滞在していた1959年、語学学校で指揮者の小澤征爾と出会い、親交を結ぶ。1960年、小澤がバークシャー音楽祭(現・タングルウッド音楽祭)に出演するため来米すると、広中が車を運転して空港から送迎したという(小澤はこの時、最高賞のクーセヴィツキー賞を受賞し、アメリカで名声を得るきっかけとなる)。
・数学教育に積極的に取り組んでいることでも知られる。数理科学に強い情熱と優れた資質を持つ若者に学年や地域の壁を越えた交流の機会を提供するために、1980年に第1回数理の翼夏季セミナーを主催。1984年には財団法人数理科学振興会を設立し、代表に就任。1992年からは小学生対象の「算数オリンピック」会長。ほかに東京書籍の算数・数学教科書の監修も担当している。
・座右の銘は「素心深考」


旧制高等学校では、学校の試験を軽視する雰囲気があり・・・・・

2012-02-15 10:06:20 | 建て直し

ネットの世界でいうと、Twitterの登場はまさに衝撃的。

このメディアは、トップダウンの統制された組織の存続を困難にもしている。

上層部が統制をとろうとしても、Twitterなどのよって下の者が本音を語る。

だから政府首脳も、Twitterなどを非常に注視している。

政府が出す公式見解とは異なる、別方向でのメディアの力が大きくなり、相対的に正統的な部分のウエイトが下がっている。

だから学校の勉強も試験の時だけ適当にいわゆる試験勉強をし、まじめにやる比重をセーブするという意識も生まれてきやすい。

これはたんなる怠けや手抜きとは違います。興味のあることに一生懸命取り組むのは昔の学生も今の学生も変わりません。

昔の学生も、二重構造といえる部分がありました。

たとえば、旧制高等学校では、学校の試験を軽視する雰囲気があり、試験で落第した人も軽蔑しませんでした。

「あいつは学校の勉強はダメだけど、他の部分でがんばっていて優れている」という見方をしていて、それがいまは違う形で出ている気がします。

 (松下幸之助が描いた21世紀の日本 PHP)

石井 威望(いしい たけもち、1930年7月26日 - )は、日本のシステム工学者。東京大学名誉教授、アカデミーヒルズリサーチ・ネットワーク所長。工学博士(東京大学、1963年)。大阪市生まれ。


だれがどのようにしてモラルを植えつけるかが大問題になっている

2012-02-15 09:30:30 | 徳育 人間力

普通の人がどんどんパソコンを使い、インターネットを使うようになった。

その結果、

子供たちは学校以外でも、さまざまなことが学べるようになった。

しかも、インターネットを通じて学ぶことのほうが、学校の授業よりずっと面白い。

こうなると、それまでの組織化された教育では通用しない部分も出てきます。

かつて教育は学校に任せていれば十分でしたが、

いまやテレビから強く影響を受けたり、インターネットからさまざまな知識が得られるなど、

教育と家庭が密接に結びつくようになった。

ある意味、家庭や社会の役割のほうが、教育にとって重要になっている。

そこで、問題になるのが、モラル。

モラルコントロールは本来、ボトムアップより中央集権、トップダウンのほうがやりやすい。モラルに反したら法律で罰したらいいからだ。

ところが、親の場合、子供を法律で罰する権利はありません。それでも子供を正しい方向に導かなければならないのですが、それが出来ない親も多い。だれがどのようにしてモラルを植えつけるかが大問題になっている。

(松下幸之助が描いた21世紀の日本 PHP)


知価革命に立ち遅れている日本

2012-02-15 01:00:26 | 建て直し

近代工業社会では、大量生産に加え大量広告を行い、商品の知名度を上げることが重要であった。

「みんなが使っている」とか「みんながしている」という情報がお金の支払いに対する抵抗感を和らげ、意思決定コストを引き下げた。

知価社会とは、「みんながしている」事ではなく、「いつもはできないこと」に対してこそ、消費者は満足感を見出す時代。

観光地に求められることも、もはや距離や値段ではなく、「一生残るほどの価値がある」という非日常。

 

「よき旦那文化」を体現し、「いいものにはお金を出す」人間の本性を理解していた。

 

(松下幸之助が描いた21世紀の日本 PHP)


現場主義を知り尽くしたトップマネージメントのツボ

2012-02-15 00:45:40 | 建て直し

 

日本人の「現場主義」、「完璧主義」、「集団主義」

 

松下氏が現場の課長に直接電話をかけるときにたまたま出くわした時のことである。

「いま、君の上司と話したから、もうじき指令が下るだろうけど、現場で責任を持つ君のことを思い浮かべてこの案を創ったのだから、しっかりしいや」と。

 

集団主義、おいしいものを一人で食べるより、みんなで食べることに幸せを感じる。

 

豊かになり、自分のことを第一に考えるようになり集団主義も薄れた。

『2位じゃだめなんでしょうか』という台詞に象徴されるように完璧主義も薄れてきた。

現場主義も3Kとして嫌われている。