事務局の大井秀人(20期)です。
1年ちょっと前のこのブログでリスキリングについて書きました(リスキリングに格闘中)。まだまだ知られていない言葉だと思っていましたが、それから1年と数か月。まさか総理大臣がリスキリングに言及するようになるとは思っていませんでした。先日の岸田首相の1兆円支援は驚きです。世の中リスキリング真っ盛りとなってきました。
去年ブログで紹介したとおり、私は製造業でDX子会社に出向しており、この会社の設立目的の1つがまさにリスキリング、デジタル人材育成です。旗振り役を仰せつかって1年経ちKPIを見ていますが、職場全体のスキルレベルが上がってきました。副次的効果でマインドセットも上がってきたように思います。学びは風土にするのが一番大切なので、経営の本気度と継続性が重要とあらためて認識しています。
勤務時間の15%がデジタルやITに関する研修時間に充てられています。ベテラン、新人、保有スキル関係なく、一律全員です。私自身、専門のプロジェクトマネジメントなどの学び直しできるのは、知識の再整理や古い常識のアップデートもでき、有意義に感じています。一応その道のベテランということで、最近、社内で登壇の機会もいただきました。僭越ながら好評で、稼プロ!での学びが生かせたかな、と感じています(手前味噌(汗))。
その研修の一環で、毎月、DXに関する最新トピックを3件動画受講するというのを実施しています。30分くらいの動画講義です。そこで、「BATH」というキーワードが出ました。もう数年前からある4文字だそうですが、私は知りませんでした。みなさんはご存知でしたでしょうか?
B: Baidu
A: Aribaba
T: Tencent
H: Huawei
そう、中国に拠点を持つ大手IT企業群の略称です。決して風呂や温泉関連ではないです(笑)。GAFAに呼応する括りとして使われています。売上規模的にはBATHはGAFAの3分の1くらいだそうです。知らなかったとは診断士として恥ずかしい、、、と思ったのですが、私の職場で11人に聞いてみて、知っていたのが1人でした。まだまだ知名度は低いようです。
ちなみに、VUCAもまだ知ってたり知られてなかったりです。アルファベット4文字キーワードは、フレームワークとしてとてもわかりやすいのですが、むやみに使うと周りがついてこれない可能性もあり、要注意とあらためて感じました。それでもこういうトレンドのキャッチアップは診断士には必要です。
しかし、日本企業でアルファベット4文字で略せられる企業群が出てきていないのが、本当に残念です。こういった企業の創出に診断士として貢献していきたいですね。
一応IT業界にいるので知ってはいました。(最近はちょっと聞く頻度が下がってきたように思います。中国経済の勢いの影響でしょうか)
米国系「GAFA」も現在の社長ナデラ氏になってから勢いを盛り返してきたマイクロソフトを入れて「GAFAM」と称されることも増えているように思います。
知っている、知っていないに振り回されたくはないですが、診断士としてはトレンド理解のために重要キーワードは抑えておきたい。と思いつつ、なかなか難しいですね。
また、「リスキリング」と聞くと、以前間違えて「リスキング」と打ってしまったことを思い出します。。。
話を振られた時に知ったかぶりで無理やり話を合わせるなんてことがないよう、頭に入れておきたいです。
BATHには複数の意味があるということで今回もインプットしました。
コメントありがとうございます。そうなんです、知らないのは若干恥ずかしいんで、頭入れるのが必要だな、と感じてます。言うは易しで、案外難しいんですよね。
コメントありがとうございます。そうなんです、知らないのは若干恥ずかしいんで、頭入れるのが必要だな、と感じてます。言うは易しで、案外難しいんですよね。