20期生の山崎です。
先日、稼プロ!の縁でご紹介いただいた執筆の仕事が校了しました。塾のカリキュラムではなく、立候補で参加した本番の仕事です。ほっと胸をなでおろしています。
中小企業診断士の仕事は診る、書く、話す、の3種類が基本と言われます。診断士登録から9ヶ月経ち、自分の中で、「書く」活動が重要なポジションを占めることが分かってきました。
稼プロ!では合宿で、自身のキャリアビジョンを3つのキーワードで定義し、発表する実習を行います。私は「執筆」というワードを直感的に入れていました。実績がない中、仕事の領域を狭める言葉を入れるのに抵抗はありましたが、どうやら間違いではなかったようです。
もともと、大学時代、雑誌編集に関わっており、就職の第一希望も記者でした。ただ、記者職は少々特殊な就職活動が必要で、一般企業と並行するキャパシティがなかったので、断念しました(現在はハウスメーカー勤め)。が、診断士資格のおかげで、偶然にもそのチャンスを再び得ることができています。取材・執筆して媒体に掲載し、モノとしてアウトプットが残るのは、本業の記者と一緒。昔の夢を今、かなえている感覚です。
祖父が生前、短歌を詠んでおり、自費で歌集を出版したりしていたことも影響しているかもしれません。
書くことは私の自己表現手段です。自分の納得のいくまで言葉を絞り込み、意味が流れるように文字を置いていく作業は、飽きることが無く、苦になりません。…現実には締め切りや品質の問題で、すくなからず苦しい場面も多いですが。その場面だけを切り取れば、むしろ楽しいくらいです。
取材を伴う記事執筆は相当の労力を伴います。アウトプットは4ページ程度。お仕事の「割」という意味では、そこまで高い方ではないかもしれません。しかし、だからこそ特化すれば、逆に差別化材料になるかも…とぼんやり希望を抱いています。能動的にやりたいと思える仕事にリソースを集中させ、ライフワークとして習熟度を高めていきたいと思います。