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東北被災3県一人旅

2016-03-28 22:44:55 | 15期生のブログリレー

皆さま

15期の矢口です。

年度末で慌ただしくお過ごしかと思いますが、
私もフリーター生活が今月で終わることもあり、
先々週の平日3日間使って青春18切符で福島―宮城―岩手を廻ってきました。
(図らずも天皇・皇后陛下の視察と被ってました。。)

初日は、最寄りの常磐線牛久駅からまっすぐ福島県楢葉町の常磐線竜田駅まで。
常磐線は津波と原発の影響でここから先は復旧していません(2017年に全線復旧予定)。
竜田駅~北上して南相馬市の原ノ町駅までは国道6号線を代行バスで行きました。
道中は、やはりまだ時間が止まったままの沿線の様子を目にし、少しだけ福島第一原発が見えたり、工事のためのトラックが多かったです。

原ノ町駅~相馬駅は復旧していますが、相馬駅~宮城県の亘理駅間も代行バス区間です。
亘理からは仙台・小牛田・一関経由で(紫波中央のホテルにチェックイン後)盛岡へ。

無駄のない乗り継ぎでしたが、全て鈍行でここまでで夜の7時くらいで13時間くらいかかりました。
宿泊は、盛岡駅から数駅南の紫波中央駅前のオガールイン。
公民連携モデルとして有名で、図書館や交流センター、飲食店などが併設されたホテルです。
効率性と快適性が調和されていて、何しろ駅から徒歩2分というのが良かったです。

2日目は、紫波中央駅~花巻~釜石、三陸鉄道南リアス線で盛駅。
ここから石巻市の前谷地駅までは、線路の復旧の目途なく気仙沼等経由するBRTという代行バスでの移動です。
沿岸エリアではまだまだ大規模な工事が進行していました。
前谷地駅~石巻経由で一旦東松島市の矢本駅へ降りてみてから、女川駅へ。
宿泊は、女川町にあるエルファロというトレーラーハウスです。
津波被災エリア近くの建設規制されているところに、移動可能なトレーラーハウスを50台くらい使った
宿泊施設です。

3日目は、女川駅~石巻・仙台~福島~郡山~いわき駅へ。
ちょうどいわきで以前ボランティアに来てくれた写真専攻の大学生がやってる卒業制作展に立ち寄り、水戸へ。
水戸で茨城県内でまちづくりに興味のある診断士の方々との集まりに参加して、
(最後少しタクシーを使うことになってしまいましたが)無事帰宅しました。


何気に一日目の最後以外は、全部終点まで乗っているというおまけ付きでした。
行程など直前まで調整してて、観光地をスポット的にゆっくり見て回る余裕はありませんでしたが、
いわゆる震災被災地を多く一気に見て回れたのは収穫でした。
ほとんど初めて行った私でも、沿岸部の人たちは海と生活が密接につながっていたことが伺い知れました。

また、降りて少しの時間見て来れた駅近くの共通点として、学習塾、美容室、クリーニング店だけは比較的健在でした。
身近なサービスで小規模店でもやっていける、需要が景気に左右されにくい点があるのでしょうか。
他に意外にもブティック(婦人服店)も多かった印象がありました。
あと、世間的には無人の駅の数が断然多いことも分かりました。


貴重なフリーター期間でしたが、この間それなりに今後を見据えたことをやってきてましたがコントロール難しく、あっという間に過ぎてしまいました。
改めて、独立して活躍されている方々はすごいなと思います。
4月からは新天地に移り、さらなるステップアップ、ブラッシュアップして参りますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

コメント (2)
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