こんにちは、24期生の金子政弘です。
4月27日11回目の講義では、水口塾長、田中先生、事務局の皆様にお世話になり、本当にありがとうございました。
5月10日の報告会もよろしくお願いします。
今回は以前に書きました、スローハンドことエリッククラプトン日本公演の話を書きます。私がライブを行った日は4月21日(月)でした。会場は日本武道館で席は2階席の中央で見ました。
始まる前はステージまで少し距離があると思いましたが、ライブが始まると大きなデジタルディスプレイが6枚ステージの上にあり、ライブの画像が映し出されていたのでとても見やすく感じました。
ライブは19時ちょうどに始まり、最後アンコールが終わり時計を見ると20時46分でした。この間休みなしで演奏が続き、エリッククラプトンは歌い、ギターを弾き続けていました。
8回公演の中でこの日だけ演奏曲が2曲少なかったのですが、満足する内容でした。
ライブを観た感想としては、クラプトンが元気に楽しそうに演奏していて元気をもらいました。
「俺もクラプトンに負けてられねぇ」という思いになりました。クラプトンの演奏は今年3月に80歳になっても、声がしっかり出ていて、歌も相変わらずうまくて、ギターが弾けて、長い時間ステージで集中力を保っている事が驚異的なことだと思いました。そしてギターを持ってステージに立つ姿が若々しくて、相変わらずロックスターとしてかっこよさを維持していました。齢をとっても気持ちが老け込まなければこんな素晴らしいライブができるものだと思い知らされ、ちょっとしたショックを受けました。クラプトンは元々立ち振る舞いが紳士的な人で常にファンに不快感を与えません。こんなところもファンをがっかりさせないところだと思います。
何の仕事でも年齢は関係ない、プロとしてのプライドと日ごろの努力次第と言われている気がしました。この年齢にして背筋が伸びていて、ギターをもつ姿がかっこいいところは日頃から余程努力されているに違いないと思いました。
ライブでは、60年代後半に結成したクリームの代表曲である「ホワイトルーム」から始まり、同じくクリームの人気曲である「サンシャインオブユアラブ」「クロスロード」やジョージハリスンとの共作「badge」や代表曲「コカイン」やブルースの名曲を演奏し、ファンを喜ばせました。
ライブの見せ場は色々ありましたが、中盤アコースティックギターを持ってブルースを軽くギターを弾きながら歌うところがめちゃくちゃかっこよかったです。アコースティックのセットではほぼ指で弾いていて、中でも亡き息子に捧げた「ティアーズインヘブン」では心を込めて演奏してくれました。
他に印象に残った曲は「オールドラブ」というスローな自作ナンバーでした。ブルージーな曲をエモーショナルに歌い、ギターに感情を込めてソロを盛り上げていく姿はたまらない魅力がありました。
終始レベルの高い演奏をキープしていたのは、バンドメンバーの力量が非常に高いことが起因していると思いました。
一番付き合いの長いバンドメンバーのネーザンイーストは長年アメリカ音楽界でトップベーシストとして多方面で活躍している人ですが、クラプトンのバンドには必ず参加しています。
クラプトンの温かい人柄と音楽が多忙な素晴らしい力量のメンバーを惹きつけていると思います。
エレキギターは今回ソロが短めで、バンドメンバーにソロを取らせることが多かった印象ですが、クラプトン独特のエモーショナルな節回しで聴きごたえのあるギターソロを随所で弾いていました。
クラプトンはジョンレノンやボブディランのようなメッセージ性の強い音楽は作らないですが、常に新しい音楽を探して自身の音楽に取り入れてきたことは過去のアルバムから伝わってきます。
いつも何か新しいことにチャレンジしようと奮闘しながら生きてきた人だと思います。
でも最後はブルースに戻ってくるブルースの伝道師です。
何故ここまでブルースにこだわるのかわかりませんが、ギターを始めた頃に熱心に真似したヒーローがロバートジョンソンやBBキングといったブルースマンだったことがインタビューで語られ、ブルースマンに憧れる少年の心を今も持ち続けて情熱を失わないのではないかと思います。
今までになく、テレビ、新聞社のインタビュー等に出て露出を多くしていたのは今回若いファン層を獲得する目的があったと思いました。そのおかげか若い人もライブに沢山来ていました。インタビューで
は酒や麻薬におぼれ、いつ死んでもおかしくないボロボロな体で過ごした20代、30代から家族の愛情に恵まれた今の私生活が充実していることが語られて、家族のおかげで体の状態がよく、仕事ができていることを知りました。新たな人との出会いがよい結果を生み、今があることが語られていました。
高校時代から憧れている人が未だに第一線で活躍していて、ライブに熱狂させられるなんてとても幸せなことだと思い、ライブを観た後、心地よい余韻と満足感に浸れました。
また日本公演があることを楽しみに待ちたいと思います。
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金子さんのクラブトンへの思い、伝わってきました。
いつまでも熱意をもち、若々しく仕事をしたいですね。