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出羽の守?

2014-07-16 23:50:55 | 14期生のブログリレー

こんにちは。14期生の長田真由美です。

「海外大好き」なので、やはり海外話題で人生初ブログを飾りたいと思います。

 

ベルギー滞在時代のゴルフ仲間のおじさま達とおいしく楽しい酒席の折、「お仲間に加えて頂き有難うございます!」とお礼を言ったら、「いや~、僕たちの方こそベルギーの話を聞いてもらえる君達との会話がうれしくてねー」と言って頂きました。

 

「会社でベルギーのこと話すとね、“でわのかみ”って言われちゃってさ」とのこと。

 

「ベルギーでは」「欧州では」とばかり言うので、「“では”の守」と言われるのだそうです。

 

自分自身も頻繁に「欧州では」と言っているので、「“では”の守」だな、こりゃ。と思いつつ、欧州で得たものは何にも代えがたい財産・蓄積。 しばらく「ではの守」の称号も誇りとして守りたいと思います。

 

では、最初の「では」の守の話題。

 

ドイツ「では」、特に夏になると、朝の車の出勤渋滞が6時台から始まり、帰りの渋滞が15時から17時の間でした。緯度が高く、夏は23時まで明るいので、16時くらいには帰宅して友人とテニスや屋外バーベキューなどを楽しむのです。16時や17時に退社すれば、ゴルフも1ラウンド、余裕で回れました。

 

要するに、みなきっちり7時間半とか8時間とか、決められた時間のみ働いて残業はなし。(管理職は多少家でメール読んだりしてますが)

 

自分は欧州でも欧州人よりは働いていたものの、日本では月60時間以上残業しないと回らない仕事量にびっくり。それだけやっても、まだ追加の仕事を依頼されることに二度びっくり。 更にもっと驚いたのは、20時になっても、自分だけでなく相当多くの人がまだオフィスにいることでした。

 

ドイツ人は毎日8時間しか働かないけど、欧州最強の経済を誇り、高い生活レベルを維持出来ている。 日本人も毎日8時間の労働で、同じ経済レベル・生活レベルを維持できるはずなのでは?

 

5分のプレゼンに90枚のバックアップ資料を若手社員に作らせた話。

市場の変化で単価が相当下がってしまった商品にも、信じられないくらい高い品質と低い不良率を維持しようとする話。

30分でいいと思える議題に1時間半の会議設定する話。

 

それらを聞くたび、日本のホワイトカラーの生産性はぐっと改善の余地ありとの思いを強くします。わが身を常に振り返りつつ、心して高い生産性をもって楽しく労働していきたいですね。

 

さあ、みんなで効率よく働いてバカンスに行きましょう!

 

14期生の皆様、講師の皆様、今後1年一緒に様々なことを体験させて頂くのを楽しみにしています。

 

 

コメント (4)
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