今日の雨は満開の桜が散ってしまう花散らしの雨・・
何気に桜のことを検索してみたら花びらを散らす雨のことを
正しくは「桜流し」というそうな・・
ついでに花の終わりの言葉を調べてみたら
「桜は散る」 「梅はこぼれる」 「菊は舞う」 「牡丹は崩れる」
「椿は落ちる」素敵な言葉ですね
今年はお花見に出かけることなく、出先や道々の桜を眺める
それで充分に楽しんでおります。
「日本は入り口から桜かな」 一茶
私にとっての入り口は新宿御苑の桜・・沖縄から上京し最初に
行った場所が御苑・・1月に咲く沖縄の緋寒桜の鮮やかなピンクと
違い薄紅色の桜を目にしたときの驚きと・東京のすべてが新鮮で
生活環境の違いにカルチャーショックを受けたことを思い出す。
毎年の桜にあの頃の自分と東京の生活になじんだ自分の今を思う・・
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今話題の映画「オッペンハイマー」を観てまいりました。
第二次世界大戦中の1942年、アメリカが極秘に始めた
「マンハッタン計画」ナチスドイツに対抗し原爆の製造を
急ぎ、そのリーダオッペンハイマーは3年後初の核実験に成功。
原爆の父と呼ばれたその男の生き方とそれを使用した時代の
狂気を問う映画です。劇中被爆の惨状の場面はありませんが
アメリカサイドからの見方に見終えて何とも言えぬ気持でした。
時代背景や歴史の予備知識を頭に入れてもう一度見ないと
理解できないほど難しく、深い映画でした。
私的には濃密な3時間の映画で今なお核の脅威のなか世界は
混とんとしている。核は破壊があるのみ!!