定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

キュートな初老婦人

2022年11月18日 22時51分00秒 | 日記

夕方から日本橋のシネコンに行った。
東急田園都市線はメトロ半蔵門線に乗り入れているゆえ、仮住まいから直通で23分。
多摩地区に引っ越せば、もう日本橋に来ることもないだろう?

この作品の事は、昨夜知りました。時は1957年、下士官として第2次大戦に出征した夫の帰りを10余年待つヒロイン。ロンドンの2軒の家庭の家政婦として生計を立てている。
ある日、貴族階級の家のワードローブで見たクリスチャン・ディオールのドレスに魅せられる。その時からパリの
ディオールの店でドレスを買うことが夢となり。

夢の実現に邁進する主人公は働きに働く。しかし真面目一本槍ではなく、
山っ気を出して、ドッグレースに大枚を賭け、全部スったりするのだ。

だがそこがドラマ...
どん底からの幸運の連続で、夢のパリ行きが実現するが、ディオールのアトリエ兼店舗では支配人に冷たくあしらわれる。
支配人を演じるのはフランスの(脱ぎたがる)大女優 イザベル・ユペール。今作では脱がない。

ダラダラ長くなった。
各サイトのレビューにあるように、ヒロインのイケイケぶりを見ていると元気が出るのです。
悲劇的境遇をエネルギーに変えて生きる女性の肝っ玉奮闘記。
主役 レスリー・マンヴィルは僕と同学年だが可愛い老女。2017年の『ファントム・スレッド』で重要な役どころを演じていた。

見納め?になるかも?の、室町2 丁目 三井住友銀行の側壁イルミネーションを撮影し帰宅しました。


ザ 夜の銀座

2022年11月17日 00時00分40秒 | 日記

歌舞伎座の地元ならではの巨大広告。

仕事日、不測の事態に陥り久しぶりの残業になった。ただでは帰りたくない、映画アプリを開くと観たい作品は銀座で開始時刻がナイスタイミング。

仮住まいの都内生活もあとわずか。と言うのも多摩地区に定住地を見つけました。銀座には滅多に来れなくなるな。

田崎真珠のお姉さん

観たのは不倫に対する世間の目がまだ緩かった時代のストーリー。

このことはまたの機会に描きます。

夜のザ銀座を満喫した後は、メトロ銀座線で渋谷まで。渋谷駅の天井のホネホネを見ると、鯨の体内に居るような錯覚を覚える。



みんなのイルミネーション

2022年11月14日 19時10分42秒 | 日記
雨そぼ降る中、目黒川のイルミネーションを見物して来ました。LED35万個の冬の桜です。

なぜ「みんなの...」なのか?

2.2kmにおよぶ装飾のエネルギー源は、隣接する区部からでた廃食油の
リサイクルだから。

撮影地点は東五反田2丁目の橋。
おかしな色味の写真です。

日曜だというのに、御成橋での見物者は僕を含めて5名。
クリスマスから正月にかけて、押さないでください!状態になるのでしょうか?

1月8日まで点っています。
お薦めスポットです!


アルフォンス ミュシャ展に遭遇

2022年11月11日 22時45分31秒 | 日記

今年3度目の本籍地へ。高崎市役所と法務局で用事を済ませたのは、正午過ぎ。2時間半かけて帰宅するのも勿体ないと思っていたところ...

駅からゆっくり歩いて5分の場所・高崎市美術館でアルフォンス ミュシャ(1860-1939)の展覧会をやっていた。
3フロアを使って、時系列でミュシャの作品を展示。
因みに65歳以上は入場無料。

ミュシャのスタートは商業デザイナー。ココア、チョコレート、ビール会社の広告ポスター等、美人画のパレードである。
珍しいのは、チョコ・クッキー・紅茶缶の実物を見ることができたこと。
中でもシャンパンを収める大型缶はもはや芸術品である。

チェコ人のミュシャは、グラフィックやイラストの世界から、出自であるスラヴ人の歴史を描くことをライフワークにしていく。

6月に当美術館を訪れた時、シンプルながらデザイン性高い美術館トートバッグを買い、妹に渡した。
自分にもひとつと考えたが、特設美術館ショップは、ミュシャ一色。
ジジィが美人画トート提げてどうする?

のんの目ヂカラ

2022年11月09日 21時10分00秒 | 日記

今年、初めて入った映画館は109シネマズ川崎から始まり9館。同系列なら
シネコンは何処でも同じと感じていたが、さにあらず。109シネマズ二子玉川は違いました。
チケットをQRコードリーダーにかざして通過すると、美術館の如き造りでした。
エントランス・ロビーは図書館のよう。

そして勇気を出して『天間荘の三姉妹』観てきました。尺は2 時間半。
このところインディーズ系を続けて鑑賞してきたから、東映作品のスケールの違いを大いに堪能しました。
そして主演はのん。今作でも天真爛漫キャラを演じるが、シリアスな場面での目の力が他の役者とは違う。輝くでもなく、強めでもないのだが、周囲や対する相手を静かに飲み込むような眼差しである。

仮住まいから30分圏内、都内に居るうちに1度は二子玉川に行っておこうと考えた。
シネコンの眼下にはこんなカフェや

こんな店が並ぶ。

場違いな僕。

通称は「ニコタマ」と思っていたら、昨今は「フタコ」と呼ぶらしい。
時代遅れなワタクシ。