ヘアスタイルは、1960年代だそうだ。僕の子ども世代の傑出したシンガーだった。
立川のシネマシティのスタジオCにて、ドキュメンタリー映画 EMYを鑑賞。
英国ミドルセックスのユダヤ人家庭に生まれた娘が、17才でロンドンに出て、その老成しているともいえる歌唱で、10年間のうちに世界のセレブリティになる、それは本人の心ならずも。
少女期からの過食症による抗鬱剤の服用、長じて薬物とアルコールへの依存。断薬の時期には、必ずアルコールに走り、満27歳で他界する。
歌は自作、全てが文学の世界でいえば、私小説である。最後の時期は、ギャングスタ・ラップも採り入れようとしたが、エイミーの真骨頂はジャズである。ドキャメンタリー冒頭のムーンリバー、力強く切なく。
鑑賞後、you tubeでにAll my loving(ビートルズ)が上がっていたが、これまでに聴いたことがない不思議な歌になっていた。
あまりにも、早い死にショックでした。
僕と同じ時期に、アルコール依存の回復プログラムを受けていたことを知りました。
何の接点もありませんが...
才能に溢れる人は、生き急ぐのでしょうか。
才能が無くて、よかった。