定年 再就職とシネマの日々(旧かんちゃんSr.のオヤジな日々)

あと3年で70の大台です。再雇用の職場も定年、パート仕事をしています。映画と写真を愛しているオヤジです。

バズるためなら

2021年05月13日 21時53分00秒 | 日記
5月11日まで1館だけだった新宿の映画館が、昨12日から6館開いている。東南口のK'sシネマでは台湾映画特集で歴史モノ『悲情城市』を観に行ったのだが、満席で諦めるしかない。平日の昼上映なのに。

帰ろうとした12時20分、シネマカリテの『スプリー』(2020年 米)がスタート時刻であったので、そのまま入館。

「健康のためなら死んでもいい」と述べたのは誰だったか。
この作品はSNSに依存し、その奴隷となった若者のストーリー。
展開スピードが速すぎて目が回る。

SNSサイコロパスと化し「ネットをバズらせるためなら死んでもいい」どころか、殺人も厭わないという、何とも救いどころ皆無の作品。

Uberがタクシー配車アプリの運営企業であることは知っていたが、いまやライドシェアアプリにも参画している。
相乗り自動車のドライバーが、車内動画を自撮りしながら、破滅していく様は、SNS社会への警鐘だと思えるが、最後に全てがフェイクであれと願う観客オヤジも、ネット社会に毒されていることは確か。


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