予約サイトを見れば、公開初日の最終上映回は満席でした。立ち見でもやぶさかでないが、ひとつ前の回に席を見つけた。
地方のある町の閉塞した人間関係を描くが、何より人として最もしてはならない過去の犯罪を軸に、姉妹・友人たちが、深刻に右往左往する様子が、ずしんと胸に来る。
81分間、やるせなさの連続である。
主演・萩原みのりは迫真の演技。
復習すれば、彼女の出演作は随分観ている。
○64 -ロクヨン- 前・後編 ○何者○ブルーハーツが聴こえる ○昼顔○ステップ ○僕の好きな女の子
○佐々木、イン、マイマイン
○花束みたいな恋をした ○街の上で ○そして、バトンは渡された
主役も何本かあるが、脇で光る役者の印象だった。しかし今作のヒロインは萩原みのりしかいない、と思わせた。そして...
まだ24歳とは驚きである。
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