2020年製作のロシア映画。
ロシアと言えば、ソ連時代のトルストイやドストエフスキー原作のやたらに長編の作品しか頭に浮かばないが。
低予算のB級作品には違いない。しかし見応え十分でした。
1941年、ロシアに侵略したナチスドイツ、首都モスクワ侵攻を目前に膠着状態にあった。本隊からはぐれたであろうロシア兵5名。うち1人は女性兵士で、何故か8ヶ月の身重である。ロシアの雪原を潜行しながら、ドイツ軍に奇襲をかける。更には危機的局面なる時、必ず別動の謎のスナイパーの助けが入るのだ。
この作品に強く食いついたポイントは、敵を根絶やしにしたいロシア5人チームが始動する場面の劇伴。かの必殺シリーズのBGMを彷彿とさせるところである。
そう言えばロシア兵5名の役割が、藤田まこと、山崎努、京本政樹等が暗躍したあのシリーズに似ているぞ。
1985年生のアンドレイ・ボガティレフ監督、絶対日本の時代劇観てる、間違いなし!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます