田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

立科の 初冬の美しさ 独り占め

2008年11月25日 | 日記
11月25日(火)夜半 雪 朝 快晴 風は冷たい 陽射しは暖かな一日

昨夜は急に雨音が止まったと思ったが、やはり雪になったようだ。
吹きだまりはともかく平らな畑では1cm位積もったのだろう。
浅間山は純白の蒸気噴煙を噴きだしすそ野は雲に覆われていた。
初冬の立科町から観る浅間山の美しさを独り占めしてるように見える。


浅間山もよほど多くの雪が降らないと頂上付近の雪はすぐに溶け出してしまう。
二日前の頂上付近と同じアングルに替えると噴煙の吹き出す勢いが感じられた。
碧空に似合う景色は雪を抱いている姿が美しい。


畑に行ってみると薄く下の地面が透けるくらいに雪が積もっていた。
北側の吹きだまりの処では見た目は5cm位積もったように見えた。
大根を収穫しておいて良かった。
玉葱はこの雪でシッカリと湿り気を貰ったので順調に育ってくれることだろう。


昼前にMが玄関脇のロベリア花にオレンジの蝶がきてると言う。
すぐにカメラをもって行くと“ヒメアカタテハ"が来ていた。
羽の傷みもなく綺麗な姿で越冬しているのだろうか?


陽射しの中は暖かいが屋根から落ちた雪が解けないで近くにあるのに蝶がいるのが不思議だ。
寒さの中をどのように過ごしているのか、身体はどのように変化をしているのか近づいて観る。
11月5日にもタテハチョウがきていたが、教の姿は体毛が伸びて身体全体を覆っているのが判る。
素晴らしい環境への変化だが・・・・何度か花を飛び立っては再び舞い戻ることを繰り返していたが、
やがて畑の方へ飛んでいった。
ストーブの薪を積んあるとこでも宿にしているのだろうか?


午後は1時半から『平成20年度 立科町の明日の農業を考える集い』が町老人福祉センターで開かれた。
講演は「儲かる農業への第1歩」と題し、マスターソムリエ鷹野 豊講師の話がはじまった。
長野県清内路村の“あかねちゃん"焼酎が成功して第2弾は“大人になったあかねちゃん"とブランドにするにはネーミングと背景の物がたりが必要という。
高野氏のブログは“ソムリエ日記・シニアソムリエ高野豊の日々を綴ります”とある。
軽妙洒脱なユーモアが言葉の端々に感じた。http://blog.takano-sht.main.jp/
講演の終盤には宮田村のヤマブドウの里作りに尽力を注いでいるH夫妻が講演を聴きに来られていると言うことで壇上に招いた。
ブランドになるには熱中して一つづつ極めていくことが大切なことだろうと話をされた。
有意義な講演会だった。
特にブランドの原則
1品質的に優れ、他と明確に異なる特徴を持つ
2物語性を持つ
3影響のある専門家に美味しいと云わせる
以上のことが大前提と高野氏は云う。

(壇上中央がH夫妻 右 高野豊氏)
コメント (8)
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