田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

月は満月 紅葉は椛

2008年11月13日 | 日記
11月13日(木) 曇り 快晴 暖かい 満月

昨夜は早くに寝床に入ったが夜半からは咳き込みと猛烈な汗が出たので着替えを2回もした。
4時過ぎに新聞配達の車のライトがかすめたが・・・
その後はぐっすりと寝込んで目を覚ましたのは8時近かった。

午後の予定もあるので起きだしたが昨日よりは頭の痛いのが消えている。
喉の痛みは相変わらずだ・・・・・
早朝は曇っていたのか霧だったのかは判らないが、顔を洗うときには浅間が顔を出していた。
久し振りに見る浅間なんとなくベールを肩に掛けているように見えた。


昼過ぎに公民館活動の発表のリハーサルがあるが、原稿を仕上げてない・・・・
余り大きな声で言えないが仲間に《体調管理は自己責任》などと偉ぶっていた天罰が降りたようだ。
なんとなくまとめてプリントしたものを持って家を出た。
会場の公民館には既にメンバーが到着していて、公民館主事のYTさん、役場の方も準備を整えて待っていてくれた。
本番は16日の午後にある『北佐久郡公民館研究発表会』と言うそうだ。
おれが最初に話をして、次は写真を写しながら2名の女性が対話形式で解説を刷ることになっている。
リハーサルを始めると流石に彼女たちは月2回の有線でエコ放送を担当してるだけあって巧い。
写真が変わるごとにアドリブでどんどん解説を加える!!
感心したり原稿にない言葉にウロウロしている間に俺の番になってしまった。


1時間の予定で全て順調にリハが終わり、会社勤めの彼女たちはすぐに職場に戻っていった。
俺は久し振りに天気が良いのと、次の土曜日に《秋の中山道ウォーキングinたてしな》があり、その出発地を見に行った。
役場の職員が草刈や樹木の剪定をして夜遅くまで作業をしたという。
町民にも声を掛けてくれれば良かった思うが・・・・・・
そう言う俺は風邪でダウンしていたのだから偉そうなことは云えない。
綺麗に整備されて、晩秋の紅葉の代表格モミジが美しい。


皇女和宮が中山道を歩きこの峠を越えたのは11月だったという。
そのときにも美しいモミジを目にしたことだろう。
ここに植えられた松は全て赤松で街道で赤松を植えたところはこの中山道笠取峠だけだという。
松の古木と紅葉の古木の間だから和宮が進む小田井宿、軽井沢方面が霞む。


帰りには浅間連山のスポットになっている笠取峠の北側にでた。
ここは俺の住む集落より東に2つ離れた集落になるが稲が片付けられ整然とした田圃と浅間の裾野が見える。
噴煙だろうか東西に長くたなびいている珍しい景色になっていた。


家に着いたのは4時少し前だった。
東の窓から浅間を見ると・・・・
なんと裾野の際から月が昇りはじめた・・・・
みるみる内に丸い形になり宙に浮かんだ。


夕暮れの紅に染まる空と里、そして僅かに金色の月の光が射しているように見える。
晩秋の紅葉と満月の姿を目にできたことに感謝したい。
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする