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田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨降る山裾 優しさかな 花鳥一体

2008年05月10日 | 日記
5月10日(土)雨 雨 雨 寒い一日

昨日夕方から有線放送で盛んに霜注意報がだされていた。
天気予報と関連して通達があり役場の当直職員?農協(JA)が電話口で知らせるのだろう。
我が家では昨年エビネが霜でヤラレ咲きかけていた花を見ることが出来なかった。
米袋の紙を広げて上にかけてやろうか?等と思案にくれていたが・・・・
19時を過ぎた頃に電話が鳴り9条の会があるから待っていると云う。
すっかり忘れていたと言うよりも、一つ夢中になると他のことは“オイトイテ”と云うことになる。
定例会に出席して楽しく語り合えることができて良かった。。

ところが・・・・
霜注意報のことをすっかり忘れてしまったのだ。
暢気な極楽トンボの生活が高じて華麗?カレイ?なる生活に近づいているのだろう。
神様の思し召しか、今朝目覚めたときから雨・・・・ありがたいことだ。
朝一で花々の様子伺いに行くといきなり雉が雄叫びを上げる。
まるで俺が守ってやったんだと云わんばかりに眼光鋭く睨みつけられた。

左の方に目をやるとこれまた同じように彼の妻君(フル・大正の言葉?)だろうか、振り向きざまにこちらを睨む。

山裾の草花と鳥たちは協同組合でも作っているのだろうか?
定款でもあれば読ませてもらい俺も組合員にしてもらいたいのだが・・・・
思いが伝わったのか下心がばれたのか、御仁はコンパスを広げ足早にこの場から逃れるようだ。


一日中寒いと感じながらもグズグズした時間を過ごしていた。
5時頃に東の窓を見ると雨脚が激しくなるなか田圃で代掻きをしている。
今ではトラクターも冷暖房空調、ステレオまで付いているそうだが、この雨の中での農作業は辛いものがあるのだろう。

ここ山裾の田にもやっと水が張られ徐々に蛙の声が騒がしくなる。

ここの田に引いてくる水は蓼科山中腹の樅の木湧水を初め多くのわき水を集めて里まで通水した歴史がある。
1648年(慶安1年)に樅の木湧水から疎水に成功(宇山堰のはじめと云う*大井村誌)その後は幾多の改修の後現在も使われている。
この宇山堰に纏わる民話は下記サイト(立科町HP)に掲載されている。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/minwa/1-6.html
また上の写真の右端に写る森は諏訪神社で、この宇山堰とは深い関係のある神社でこの地区では毎年祭りを行っており、町の指定文化財ともなっている。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/mybunka/28/28.html

斯くして山裾の一日が終わろうとしている
コメント (5)
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