一戦共闘 ~羽ばたけ!若鴎たち 翔破への記録~

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お役人と一般的考えの相違

2014-11-28 | 日記
別に良いと思うけど↓

ふりかけ持ち込み、学校判断に 大阪市の給食食べ残し

 橋下徹・大阪市長は26日、市立中学校の給食食べ残し解消策として、生徒が「ふりかけ」を持ち込むことを学校判断で許可できるようになったと明らかにした。従来「塩分過多になり好ましくない」としてきた市教育委員会が市長の要望を受けて対応を改めた。

 ふりかけ持ち込みの是非は前日にあった教育委員との協議会で話題に上り、橋下市長は「ふりかけぐらい学校現場に委ねられないとなれば中央集権そのものだ」と方針転換を要請。これを受け、市教委は原則として学校の判断に委ねることにしたという。

 橋下市長は報道陣に「ふりかけ持ち込みを認めた日は夕食の塩分を少し控えるよう指導するなど、学校現場の創意工夫で何とかなる。『ふりかけ論争』をきっかけに教委と学校の関係が少しでも変われば」と期待を示した。

(紙面より)

大阪府の給食は、冷たい上に不味いというのを良く耳にします。
その問題解決に向け、大人たちが色々と議論している・・・
こんなの現場判断でどうにかならないのか?って思うのだが、各所色々な責任所在もありこんな顛末になっている。
1番可哀想なのは、不味いと言いながらも我慢して食べている子供たちな訳だが・・・
これも様々な考え方があり、やれ贅沢だのという声も聞こえてくる。
確かに今の時代、私が子供の頃と比べても食べ物に対して贅沢になっているとは感じる。
私が子供の頃は、食べられるだけでも感謝しなさいと言われたものだ。
子供ながらにそういうのは感じながら食べていたし、食べ残しなんて以ての外だった。
好き嫌いなんか有無を言わせずに食べていたし。
お陰様で、今となっては何の好き嫌いも無く、何でも食べられるように育った。
たぶん今の子供は、食べ物に対してそんな事は感じないだろうね。
それだけ贅沢になり、溢れている時代だから。
親の食に対する躾にも問題があると思う。
不味いとか、冷たいというのはある意味贅沢な考えだ。
食べられるだけでも有難いと感じられれば、そんな少々の事なんか気にする筈も無い。
で、このふりかけ論争。
不味くて冷たいから残す子供が多いのならば、まずそこから変えなければ意味が無い。
幾らカロリー計算されていると言っても、残されては取らなければいけない栄養素を摂っていない事になるのだ。
だったら、多少塩分が増えるかもしれないが、ふりかけをかけてでもでしっかり食べさせるというのが良いと思う。
管理してる方からしたらダメって言うのだろうが、食べ物を残すという行為自体が食に対して感謝の気持ちに背くというもの。
食育なんて言葉があるのだから、もう少し原点に帰るべきではなかろうか。
例えば、お坊さんから食の説法を学ぶとか、子供の意識を変えないと今のまま変わらないだろうね。


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