広島駅そばに戦後すぐ(昭和20年頃)から続く市場がある。
当時は「荒神市場」と呼ばれ広島市民の台所として愛されていましたが、昭和50年代初めに「愛友市場」と名称を変更して今に続いています。
秋に着工する広島駅南口Cブロックの再開発事業に伴い、複合ビルに生まれ変わる。
計画では、年度内にも着工し、戦後の面影を残す市場は姿を消す。
2016年3月には、住宅と商業施設の複合ビルに生まれ変わる。
Cブロックは、愛友、広島の両市場を含む約1・9ヘクタール。
変貌する広島駅南口の中で、被爆後に闇市が立ち並び、復興の起点ともなった一帯の雰囲気を最も伝えるエリアだ。
愛友市場と呼ばれ始めた昭和50年代、市場内には鮮魚や青果などの約80店が並んだ。
現在は約30店。再開発後の複合ビルやCブロック外に移転。店を畳む人もいるという。
再開発組合の計画では、複合ビルは46階建ての住宅棟と11階建ての商業棟。
家電量販店やスポーツ施設、駐車場が入る。総事業費は約270億円。
1981年に市が南口再開発の基本計画を策定したが、組合設立は2012年。
地権者の一部にはいまも反発があり、組合は「面談や説明会を開き、理解を求めたい」と・・・・ ※参考資料引用
一軒の八百屋の店頭に書かれたことばは
味は一流
お店は二流
惜しいことには値が三流
あつまるお客は超一流
古びた額に入ったこの言葉は
『お客さんから貰うたんよ~』と店主の談
着工を控え、テレビや新聞で取り上げられています。
またひとつ 戦後の面影を残すものが消えてゆく・・・・・