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さて今日のニュースは

消費税増税法案衆院通過はしたけれど余りにも大きな犠牲

2012-06-27 08:19:11 | Weblog
昨日消費税増税関連法案は衆院本会議場で363対96の
賛成多数で可決し参院に送られる事となった。

その中で注目されたのが民主党造反議員がどれだけ青票を
投じるかでした。

結果は予想外な数字で57名でした。

民主党政権の過半数割れが54名と言われて居ましたので
今回其れを軽く超えた事になります。

現在小沢氏に賛同し行動を共にすると見られる議員は40名
前後と見られています。

大半が経験が浅い1年生議員と見られて居ます。

後の20名近くは党議に反対の意志は示しても党に居残る
事を明言して居る人達です。

完全に民主党は二つの政党に分離しました。

後は離党し新党結成を何時するかに焦点が絞られています。

それと執行部がこの造反者に対しどれ程の処分を下す事が
出来るかと言う点です。

小沢氏は当面離党はせず党内で同調者を募り目的の54名
以上の同士を結集し民主党を潰す気らしい。

本来自分達が立ち上げた民主党が時代に合った様に変貌した
事が許せないとする鳩山・小沢氏達です。

謂わば理想主義で、世間がどう変わろうが、言った事は守る
と言うこれも立派な行き方です。

しかし未曾有の国難に見舞われた日本では、時代に合った
政治が要求されるのもまた此は世の中の要求です。

理想のためには國を食いつぶしても良いと言う理論はどうも
戴きかねます。

この際國の金をバラマク事は国民にとって一時的助けになる
事かも知れませんが、限りがあります。

先は見えて居ます。

此処で苦しいが応分の負担をして何とか國を持ちこたえよう
と言うのが今回の一体改革の趣旨です。

さてどちらを国民が選ぶか?

矢張り国民に信を問う事が求められる事ではないでしょうか?

処で民主党は此だけの造反者を出してどう処分を下すか?
今、執行部の力量が試されています。

党議に造反したのだから除籍処分等重い処分で臨むべきとする人。

いや党の存続のためには重い処分では却って反体勢力結集となる。

だいたいこの二通りの間で決する可能性がある。

現在造反者に対する処分は野田首相と輿石幹事長にゆだれられて
居るようだ。

野田首相は党のルールに則って厳正な処分を行うとしています。
是に対し盟友小沢氏の懐刀的存在の輿石幹事長は、今回の造反は
不信任案等と言う重要事項でなく単なる法案に反対を投票したに
過ぎぬ。
過去に法案反対で除籍処分等の前例がないと言う理由で軽い注意
で済ませたい意向です。

だが此は民主党の今後の行き方を決まる大事な法案でその可否は
民主党議員として存在を問われる重要法案であります。

そう言った意味では民主党として然るべき処分を下すのが今後
の党運営に禍根を残さない方法と思えてなりません。

いずれ法案成立後或いは造反者の新党結成時或いは解散総選挙前
に重い処分で対処すべきではないか?

野田首相は他党の干渉は受けないと言って居るが、思い切った
処分こそが、三党合意への誠意と見るべきでは・・・

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