狂犬と異名を持つマティス国防長官の突然の訪日に日本は色めき
立ちました。
トランプ氏が主張する駐日米軍基地負担増を要求して来るのでは
ないかと戦々恐々でした。
処が案に相違し負担増は求めず日米同盟強化を強調した。
そのため暗に日本の防衛費の増加を求めた様だ。
確かに日本の防衛費はGDPの1%5兆円ですね。
これに比べて、欧米がGDPの2%以上が常識となって居るので
少ないと感じて居るのでしょう。
しかし日本は世界第3位の経済大国ですからGDPも高いので額も
高くなります。
米国としてはもっと米国から武器を買って自力で防衛をして欲しい
と言うのが本音でしょう。
処で在日米軍基地負担問題ですが2004年の世界の各国の米軍
基地負担額は下記の通りです。
日本5382億円で負担率74・51%。
独逸1908億円で負担率32・6%。
韓国1028億円で負担率40%
イタリア447億円で41・1%。
英国291億円で27・1%。
因みに最近の資料では日本は7600億円で負担率86・4%です。
これは日本独特の思うやり予算と言う優遇策が大いに影響しています。
此れだけ日本が優遇して居るのをトランプ氏は知らないのでしょう。
日本はただ平々と承諾する事なく説明し逆に減らす努力をすべきでは
ないか?
稲田防衛大臣とマティス国防長官とどの様な話し合いがなされたかは
公表されて居ませんね。