ヤッサモッサして居る安保法案ですが、防衛庁は８月成立を見越し具体的課題を整理した資料を
防衛相の指示で作成して居た事が判明した。
資料は統合幕僚幹部が内部部局と協議して作成された。
中谷防衛相は法案成立後具体化すべき検討課題を整理し、主要部隊の指揮官等に理解して貰う
為作成したと釈明しています。
又法案成立後の運用要領の策定・訓練の実施は含まれてないので問題ないとしています。
しかし資料には南スーダンのＰＫＯ部隊の新たな任務として来年２月から「駆けつけ警護」が加わる
可能性が書かれて居るらしい。
共産党は是は自衛隊をどう動かすか事前に研究したもので国会軽視ではいかと激しく詰問。
前大戦は軍部の暴走が大きな原因であった事から文民統制が強く叫ばれて居るが、矢張り具体的
な事となると文民では歯が立たず武官独走を許す事になるのでしょう。
この資料は「日米防衛協力のための指針・及び平和安全法制関連法案について」と言う表題で
５０ページの資料だそうです。
中谷防衛相は公表を前提に作成したものではないのに、外部流出した事は極めて遺憾と語った。
こういった暴走はあってはならないものですが、こう簡単に極秘文書が外部流出する現実もまた
問題かもしれませんね。
