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過疎地での議会消滅・村総会設置は自治体運営の根幹を揺るがす大事

2017-06-13 06:34:09 | Weblog

人口400人の日本一の過疎地高知県大川村が村議会を廃止して村民総員参加
村総会設置を検討する事で大きなショックが走って居る

たった400人の地方自治体が存在する事にもビックリしました。
都会では何百人単位の自治会が存在すると言うのにたった400人で自治体運営
それは無理な相談です。

村会議員のなり手がなく議会運営が出来なくなったのが理由らしい。

地方自治法では地方公共団体は議会を設け選挙で選ばれた議員が有権者の代表と
して予算・条例等を採決するとあるが、一方町村に限り議会を置かず選挙権を
有する者の総会「町村総会」設置を認めていると言う。

あの全国的に吹きまくった平成大合併でよく生き残ったと感心もします。
余程の事情があったのでしょう。

ただ議会を廃し村総会設置した例は東京の離島旧宇津木村現在八丈町が1955
年から4年間設置した事があるそうです。

世界では国民総参加で国の運営を図る所もあるやに聞く。
民主主義国家としては理想的ですが、大きな国は動かせません。
そこで議会政治が生まれたのです。

日本では高齢化と過疎化でこの自治体議会の存続が危うくなったのです。
400人村民のため6名の村議員を選出し議員報酬15万5千円を払う。
村民が高齢でなり手がない、やっと拝み倒してなって貰う。
勿論無投票当選。
是では何も決められない。

ただ村総会切り替えても、新たな問題が起きそうですね。

これはひょっとすると日本の過疎地で将来起きる事かも知れませんね。


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