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地方空港は訪日外国人急増で入国審査待ち30分余り改善が急がれる

2016-08-22 06:38:36 | Weblog

先日地方への訪日外国人誘致のため外国人誘致に積極的な地方空港には国際線を3年間航空機
着陸料を無料にして優遇すると云う国の支援策について書きました。

同時に出入国管理施設等の整備費補助を検討する事も発表した。

処が今回地方空港は、訪日外国人急増のため訪日客で渋滞を引き起こし入国審査待ちで最大
40分余り待たされて居る実態が判明した。

日本は世界でも入国審査はスムーズに行って居る方だと自負があったが、そうでもない事が
証明された様なもの。

政府は入国審査は20分内を目標にして居るが、そうも行かない事情がある。

激化するテロ事件で入国者のチェツクは厳格さを要求されます。
それに違法薬物や武器等持ち込み禁止品のチェツク・不法入国者のチェック等々厳密にすれば
する程渋滞は免れない。

特に今回は九州の8空港について、西日本新聞が取り上げ問題視して居ます。

九州7県の空港に於ける入国審査待ち時間が26~39分であった事を取り上げて居る。
因みに成田空港は18分・羽田空港24分で、九州の空港は待ち時間が長い事が判る。

要因は入国審査官不足や施設完備が追いつかないで居る状況です。

九州7県の外国人入国者数は11年度47万3千人だったのが、15年は165万2千人と
3倍以上の伸びです。

九州で一番入国外国人が多い福岡空港は29名の入管職員を15年は65名に増員したが
最長待ち時間は35分で目標の20分内には程遠い。

特に待ち時間が52分だった佐賀空港は入管職員数を3名から5名に増員したがまだ30分
かかって居るらしい。

此は九州の何処の空港も状況は似たりよったりでそうです。

法務省は今年秋から関空・高松・那覇3空港で入国審査時間短縮のため外国人が自分で顔写真
撮影・指紋登録が出来る新機器「バイオカード」導入。
日本人と在留外国人は審査官の面接なしで入国出来る「自動化ゲート」を羽田・成田に配備。

2020年東京五輪に向けて色々準備は整って居る様だが、折角来た外国人に迷惑をかけない
様にするのも大切ですが、入国審査には手を抜かないで欲しいですね。


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