日々好日

さて今日のニュースは

今年の世界経済の懸案事項は欧州金融危機

2012-01-12 13:22:17 | Weblog
昨年ギリシアの財政破綻で即デフォルトと騒がれやがて其れが欧州全体に波及して
今や世界的恐慌と言うダイナマイトを抱いた状況で、何時爆発してもオカシクない
状況です。

現在欧州金融危機は「PIIGS」ポルトガル・アイスランド・イタリア・ギリシア
スペインに波及して居ます。

是等は何れも財政危機を抱えて国々で、国債の格下げによってハゲタカと言われる
ヘッジファンドの餌食になっる可能性がある国々です。

國の資金調達困難は國の債務履行が出来なくなってデフォルトになると國の破綻が
次々と波及して行きやがてそれが世界恐慌の引き金になる可能性があります。

現在ユーロ圏では財政危機の國を支援するかで色々討議されて居るがその支援策も
國により差違がある様です。

現在フランスサルコジ大統領はこの際中国に欧州全面支援を提案していますが、是に
対し旧共産圏の国々が反対。ドイツが経済規制で動くと他のユーロ国が反対します。

サルコジ大統領の提案の金融取引税に対してはイギリスやフランスが反対と言う風に
足並みが揃いません。・

この金融取引税は悪質な投機家規制にはなるが反面投資家の規制と言う両刃の刃です。

投機家と投資家との選別は大変難しい問題ですが、基本的には経済的視点に立つか?
自己の利益追求に立つかと言われて居るが現在の複雑な状況では判別は難しい。

日銀の白川総裁が欧州で経済講話を行い欧州経済危機は日本の場合と非常に類似して
居るので日本再生のシナリオアが参考になるだろうと述べた。

昨今のユーロ安と円高に言及し日本経済に大変な陰を落として居る事を強調しました。

また日本の場合、経済危機に対する過小評価で初動対応が遅れ傷が大きくなった事。
中央銀行の役割は限界があるので過大期待や過大支援は禁物との事。
暗に欧州中央銀行への過大期待を戒めました。
欧州側には、日本からだけは言われたくないと云う気持ちがあったのでは・・・

先の見えない欧州財政危機今後どの様な展開になるのだろうか?

13日内閣改造24日国会召集か?

2012-01-12 10:32:56 | Weblog
私のパソコンが壊れて修理に出して居る間に随分世の中は変わってしまいました。

共同通信社の全国電話世論調査では野田内閣の不支持率が50・5%と支持率
35・7%を大きく上回り逆転してしまいました。

それでも前の菅内閣よりましな支持率です。

国民の期待はまだ残って居ると言う事です。

今回のメインとなった消費税増税をを柱にした社会保障と税一体改革大綱素案決定
に対し国民がどう考えて居るのかとの調査の様でした。

消費税増税に対しては74・4%が国民に対して充分な説明をして居ないと回答して
居ます。
これはその通りで、「消費税増税ありき」で無理矢理押し通そうと言う嫌いが見受け
られます。

次に一体改革大綱素案の2015年までに2段階で消費税を10%に引き上げる案に
対しては賛成は45・6%で過半数以上の52・9%は反対と回答して居ます。

その反対理由の最大なものは「国の経費削減・国会議員定数削減」の努力不足を挙げて
居ます。

全くその通りです。

国家公務員給与削減にしても、国会議員定数削減にしてもお題目だけは華々しく挙げて
居るが遅々として進まないのが現状です。

今までの首相の様に「言うばかり」で一向に実行出来ない悪いくせから仲々抜けられない
のでしょうか?

消費税増税の言い出しっぺの自民党が野党になって今度は増税反対に回るのでは国民には
党利党略としか映らず不愉快です。

政策などどうでも良くて問題は政権を握りさえすれば良いと言う下心見え見えです。

それが国民にとって自民党支持が増えない理由の一つではないかと思われます。

兎に角ガタガタの野田内閣を参院の問責決議を受けた一川防衛相と山岡消費者行政担当相
の首の据え替えを行い、民主党党役員交代で何とか乗り切ろうと決意した模様です。

そのためには手持ちの人材を投入しても何とかしたいとも考えの様ですね。

もう今となっては党内融和等格好良い事も云えなくなって来た様です。

野田首相も今回の通常国会で一は八かの大勝負に出る考えの様だ。

消費税増税と心中との予測もあるが仲々したたかなドジョウはそう簡単には行かないのでは・・

解散総選挙も一方でちらつかせて居ます。

問題は小沢氏の虚偽記入事件に対する裁判の結果次第ではどう政局が動くかも勘案されるが
現在の処余りそれは関係ない様にも思えてきました。

兎に角今年は政局の危機が叫ばれる3月どう納まるのか?全て今回の通常国会の流れ次第では
なかろうか?