東北・関東大震災で、西東京市郷土資料室にも影響が・・・。
展示品の一部も破損しました。
資料室は3月31日(木)まで休室させていただきます。
4月1日以降、リンクの西東京市HPなどでご確認の上、ご来室ください。
さて、かめしーたは、昨日まで、
市内の文化財の被害、自転車で回り、調査してきた。
ところどころに被害があるが、人的な被害のなかったことが救いだ。
東北・北関東の皆さんは、本当に大変だろう。
心からお見舞い申し上げます。
被害を調査しながら、文化財の所有者さんに話を聞くと、
皆さん口をそろえて語る心配事がある。
それは、自分の代以降、石仏などの文化財が護れるのかということだ。
世の中の変化とともに、祈りの形も変わるだろう。
それは、ある意味仕方のないことだ。
それでも、こうして震災などに遭遇すると思う。
私たちは、やはり、どこかで、
人間の力ではどうにもならないものたち(自然とか・・・)に対し、
畏れや祈りを忘れてしまってきたのではないかと。
東伏見駅から市役所への路傍に庚申塔がある。
(西東京市中町3丁目)
宝暦6年(1756年)建立のものだから、250年以上、
人々が手を合わせてきた庚申さまである。
今も大切にしてくださる所有者さんのおかげで、
きちんと囲いがされ、祀られている。
かめしーたも、毎日手をあわせ(自転車で爆走しながらですが)ているのだが、
ここしばらく「計画停電」の影響で、通勤通路を変えていた。
久しぶりに通った昨日・・・
オレンジが供えられていた。
何やら文字が・・・。
「卒業 3人合格」とある。
別の側には「合格祈願」と。
近くの中学生か、高校生が供え、祈り、お礼を書いたのだろうか・・・。
祈りはつながっている。
世の中に宗教はさまざまあり、信じるものもその方法も違うだろう。
けれど、全てに共通することがある。
それは祈ることだ。
今、震災にあい、まずできること、それは明日を信じて祈ることだ。
それから、自分のできる、すべきことを考え行動しよう。
明日を、幸せを祈る全ての人の祈りが、
どうぞ、どうぞ、届きますように。
さて、海外では、震災後の日本人の我慢強さや助け合う姿に賞賛が多数なようですね。人を思い合いながらi生きていきたいですね。まずは、必要以上の買いだめはやめよう!
これからは文化財も耐震対策が必要ですね。郷土資料室の復旧を願ってます。(Wさん頑張って!!)
日本人が一致団結する時ですね・・・。