西東京市 如意輪寺の「六地蔵」。
今回の地震の被害はなかった。
どうぞ、人々に力と希望をと祈る。
梅の花が雪のように散っている。
昨日の西東京は強風が吹きすさび、街が土埃でけぶった。
(花粉も多量に飛散・・・)
被害調査中の田無神社の拝殿の中、
風のせいでギシギシと音がするのかと思ったら、
地震だった。
今度は千葉沖が震源地。
どうなってしまうんだ…この国は。
昨日は運行した総武線で千葉県市川市の家に戻ると、
「計画停電」が実施されていた。
東京都との境の江戸川を越えると街は真っ暗。
川向うの東京の明るさとのコントラストに、
不謹慎かもしれないが、今日の市川は星がきれいかなと思う。
結局駅を降りたとほぼ同時に計画停電が終了。
電気に邪魔されない夜空を見上げることはできなかったけれど、
確かに、私たちは、今回の地震で、
自然への思いあがりを考え直す機会を与えらたのかもしれない。
本当に必要なものは何なのか・・・。
次の計画停電の時は、星空を見上げ考えてみよう。
実家では、とりあえず、弟が手持ちのろうそくを集めていた。
赤と緑のものは「キャンドルジュン」のものだって。
キャンプ用のランタンも・・・・・。
暗闇に灯りは希望だ。
以前、北極の島に調査に入った時のこと。
調査が終わり、ボートのモーター音だけの夜の海をわたる。
遠くに数週間ぶりに戻るイヌイットの村の家々の窓の灯りが見えてくる。
窓の灯りってなんて、温かいんだろう・・・。
きっと、そこに、人々の暮らしがあるからなんだ。
被災した地域にも一刻も早くそんな希望の灯りがともりますように・・・。
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