山陽道(西国)第53回目(小田~三谷)
2016.7.12(火曜日)曇り時々小雨
昨夜は夕食を昭和の趣きが残る「つるはし食堂」ですませ、M夫人の誕生日だったので、 泊まった矢掛屋さんのラウンジで乾杯。熟年グループにはなつかしい夜でした。 さて今朝は、M氏がコンビニでみごと当てたジュースとパンで朝食をし、9時にチェックアウト。M夫人とはお昼にこの矢掛宿で落ち合うことにして、他の3人で、昨日の終点までタクシーで引き返した。 9時20分、小田駅南の地蔵堂を出発。
地蔵堂(出発地点)
5分ほど歩いて右折し、国道と並行した一般道へ入る。 右手に祠を見て歩くと「史蹟、旧山陽道、備中國浅海村宮蛇下座所跡」の石柱に会う。 左折し、国道に合流。国道を歩いて行くと右手に「旧山陽道一里塚跡」の石柱が見える。
祠 備中國浅海村宮蛇下座所跡 旧山陽道一里塚跡
毎戸池を眺めて進み、右手に「光明真言三百万遍供養塔」をみて歩く。 右手に「史蹟 旧山陽道 備中國浅海村才の前下座所跡」の石柱、左手に「本堀村庭下下座所跡」の石柱を見て過ぎる。このあたりは参勤交代のときなど、村人が下座して迎えたという場所、下座所跡がたくさんある。
光明真言三百万遍供養塔 備中國浅海村才の前下座所跡 本堀村庭下下座所跡
信号を直進し、右手に中川小学校を見て歩いていると、雨が降り出した。 休憩を兼ねて、ショッピングセンターで雨宿り。
信号 中川小学校 ショッピングセンター
10時20分、また歩き始める。 左手に「岡山元標 京橋十里 岡山縣」の石柱を見つける。岡山まではるばる来たんだなあ~と、ちょっと感動。信号を直進し、コンビニで休憩。
国道を歩く 岡山元標 信号を直進
再び歩き始めてすぐ右手に「貴布祢宮道」の石標がある。左手に「江良村下原下座所跡」の石柱を見て歩き、信号を過ぎて左折すると「大曲」がある。
貴布祢宮道 江良村下原下座所跡 大曲
先へ行くと左手に「常夜燈」があり、すぐ国道と合流する。また左へ降りて、製材所を右手に見て歩き再び国道へ出る。 矢掛本陣まであと500m。
常夜燈 国道と合流 矢掛本陣まで500m
「高通川徒渡し跡」の石標を見て、栄橋を渡る。 いよいよ、江戸時代参勤交代の宿場とされ、交通の要衝であった矢掛宿へ入る。
高通川徒渡し跡 栄橋 矢掛宿へ
「重要文化財 旧矢掛本陣 石井家住宅」「脇本陣 高草家住宅」をはじめ旧家が建ち並ぶ趣きのある街道が続く。 ここでM夫人と合流し、見学した本陣等の話を興味深く聞く。 石井家は間口20間からなり、徳川家定に嫁ぐ天璋院篤姫が泊まられたとのこと。 由緒ある本陣宿である。
矢掛宿の街並み
旧矢掛本陣石井家住宅 矢掛宿の街並み
お昼は大国屋さんの「お好み焼き」をいただく。美味。 13時に出発。 矢掛宿の街並みを堪能し、抜ける。
大国屋さんのお好み焼き 旧矢掛脇本陣高草家住宅 矢掛一里塚跡
宮の前橋を渡って行くと、矢掛神社郷社昇格記念碑と旧山陽道の立札がある。
宮の前橋 郷社昇格記念碑 旧山陽道の立札
しばらく歩くと、左手に矢掛神社へ行く登り道があり、常夜燈、百度石等がある。 小田川に並行して歩いて行くと、左手に「清水地蔵尊大菩薩」がある。道端の馬の石仏を見て、国道486号へ出る。
矢掛神社へ 清水地蔵尊大菩薩 馬の石仏
右手に行部の道標と常夜燈を見て左折し、国道を離れる。右角地に「左大坂道、右玉しま道」の石標があった。右は倉敷市玉島方向である。
行部の道標 左大坂道、右玉しま道 マンホール
道なりに進み、井原鉄道の高架下をくぐり、三谷駅へ向かう。 14時30分、三谷駅に着く。
道なりに進む 井原鉄道高架 三谷駅
今日のコースは 8.5km (岡山県の計 22.5km、総計 355.5km)
参加者 M夫婦、S夫婦の4人
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