山陽道(西国)第9回目(新山口~長沢)
2012.5.21(月曜日) 曇り
9時35分に新山口駅に到着。(この日は、朝方、金環日食が見られた。)9時45分スタート。光明寺の前を通り、信光寺の横に道標がある。右面は「京都・江戸に通じ」左面は「萩・山口・石見国に通じる」と書かれています。そこを右折すると古めかしい家並みが続く。この町の真ん中付近に「御茶屋跡・勘場跡」の立札があった。これと同じものが東行庵(吉田)にもあったと、思いながら看板を読むと「御茶屋とは藩の公的な宿泊施設。勘場とは萩から出張してくる代官の勤務する役所で御茶屋に隣接している。またこの施設は藩内に5ヶ所ある」と書かれてあった。
道標、右は京都・江戸左は萩・石見国 古い家並みの続く町 御茶屋跡・勘場跡の看板
JR山口線の新丁踏切を渡り、正福寺の前を通り、藩米津出倉庫跡「(はんまいつだしくらあと)吉敷郡・山口市・美祢郡の年貢米をここに集め、椹野川から大阪に運ぶ」と書かれてあった。椹野川(ふしのがわ)に架かる元橋を渡ると、大聖院の階段の横に一里塚があり「従赤間関十四里・従安芸境小瀬川二十二里」とある。(従って、いままで56Kmを歩いた事になる。)
JR山口線新丁踏切 正福寺 藩米津出倉庫跡の看板 椹野川に架かる元橋
⇖従赤間関十四里、従安芸境小瀬川二十二里
大聖院の上がる階段 一里塚
10時50分に国道355号線横の地蔵さんのある木陰で小休止。
山口市下郷の山陽道 お地蔵さんのある木陰で小休止をする
日吉神社の鳥居 陶中央公園
11時10分再出発。天気が良くなったので、日吉神社を通り、陶中央公園で一服。その後「艫綱の森(ともづな)」「陶 歴史めぐりコース」の看板を見ながら行くと、「えびす社」があった。5分位歩くと今度は立派な「恵比須社」がある。説明文によると、立派な「恵比須社」が上市のもの、外観が仏堂に見えるのが下市の「えびす社」と書かれている。
恵比須社の説明板 上市の恵比須社
恵比須社を過ぎると、近くに円覚寺がある。本日、昼食を予定していた店を探してひたすら歩く。そうすると「建石とその看板」を発見。看板には「いつ頃、誰が何のために建てたのか分からない」とある。12時30分、店に到着。
円覚寺 店を探してひたすら歩く 建石と説明板
13時過ぎ再スタート。JR四辻駅に着いたのが13時35分、そこで小休止。四辻駅を出発して、一路長沢レークを目指す。(長沢に到着したのが14時20分)長沢からバスに乗って四辻駅か大道駅に向かう予定にしていたが、バスが一日4便なのでバスは断念。長沢でコーヒーを飲んで、15時にタクシーを呼んで大道駅に行く。15時20分の電車に乗る。
本日のコースは9.3Km (合計 72.3Km)
長沢レークから大道駅までタクシー代 160円 (タクシーメーターを上げるのが遅れた為、安かった。)
参加者 S夫婦・M夫婦 4名