ぼちぼち歩く旧山陽道

旧山陽道を歩いて制覇する記録です。

山陽道(西国)第11回目(植松~国衙)  

2012-06-25 | 日記

山陽道(西国)第11回目(植松~国衙)  

2012.6.25(月曜日) 曇り

天気予報は雨なので、前日に中止の連絡があったが、当日は曇り空。朝8時ごろ「電車を1本遅らせて行きませんか」と電話をもらい、10時7分の電車に乗る。(その電車も8分遅れる)防府駅からタクシーで大崎橋まで行く。(本日のスタ-トは11時) 佐波川沿いを歩いて、山陽道入口を探すがなかなか見つからず、ようやく泉町の荒神社を発見。

    

「荒神社」と「一宮社」とが有るが、謂れはわからない

その後旧国道を横切ると、天神通りに入る。「長宗金物店」の看板の下「はかた一番どり」の提灯が有り、横に「陶千坊」と書かれている店舗を発見。「つちはし」では前日の雨で水嵩が増えて小川いっぱいに流れているので、「先日岡山で起きた子供の水難事故にならなければ良いが」と話す。

     

防府はお寺が多く、成海寺・安養寺・定念寺の宮市観音を見て、12時30分宮市本陣兄部家跡(みやいちほんじんこうべけ)の説明板を読み、前の蕎麦屋「兎屋」に入る。

   

山頭火の石碑   萩往還の碑   定念寺の宮市観音  宮市本陣兄部家跡

「兎屋」のお宝展示場を見て、13時05分に再スタ-ト。

    

兎屋のお宝展示場     防府天満宮前

10分ばかり歩くと水準点の表示板に来る。この地点の標高が14.2782mである。武光家屋敷跡を通過すると周防国分寺がある。そこで小休止。

   

水準点標高14.2782m  武光家屋敷跡   国分寺土塀   国分寺仁王門

     

 国分寺本堂    国分寺三地蔵    国分寺の大木                                                                                                                                      

国分寺の三地蔵とは子授け地蔵・弘法大師・衛門三郎である          

国分寺を出発すると、三宝荒社・「周防国衙跡 西北隅」の看板と石碑がある。国衙と深い関わりのあったと言う佐波神を過ぎると、惣社古墳(そうしゃこふん)・獅子殿御旅所と言う看板が塀の内側に立てられているが、中には入れない。

    

三宝荒神宮    周防国衙跡の看板と石碑    佐波神社

毛利庭園前を横切り少し行くと、多々良大仏殿がある。そこを南下すると「周防国衙跡政庁域(二町域)」と書かれた看板がある。そこは道路を挟んで東西が大きな公園になっていた。

   

多々良の大仏    周防国衙跡政庁域(二町域)の看板と東西の公園

公園を南下して旧国道にぶつかった所で、今日の予定は終了。(14時30分)

今日のコ-スは5.8Km。(合計 85.8Km)

防府駅までタクシーに乗らず約2Kmを歩く。15時28分の電車に乗り帰路へ。

参加者  S夫婦・M夫婦 4名

 


山陽道(西国)第10回目(長沢~植松) 

2012-06-07 | 日記

山陽道(西国)第10回目(長沢~植松)  

2012.6.7(木曜日) 薄曇り

 大道駅に9時30分に到着。そこからタクシーに乗って、今日の出発地点長沢レークに着く。

   

長沢湖の水連の花

9時45分出発。津山神社前を通り、国道2号線と山陽道の別れ道に灯篭2基を発見。厳島六社の石碑の字が薄くなっていて読めなかった。

 

   

津山神社   国道2号線を歩く   山陽道の別れ道の灯篭   厳島六社の石碑

その後、昔の宿屋上田家の前を通り、諧光寺の立派な銀杏の木を見ながら、県道25号線を横切り山頭火ゆかりの樽で小休止。(10時40分)

 

   

昔の宿屋上田家  諧光寺の大銀杏  平成8年小屋と句碑が落成  山頭火ゆかりの樽

10時55分。大道小学校を右に見ながら、しばらく歩くと防府西高校が見えてくる。ここから、ゆるやかな登り坂になる。約30分程度登って行くと「山陽道・佐野峠入口」の看板を発見。昼食は「高速道路の佐波川S」で取る予定だったので、道を探しながら12時にようやく目的地の佐波川Sに到着。

      

大道小学校が右側にある  佐野峠の看板    佐野峠

13時に歩き始める。この地区は防府ロータリークラブが管理しているので、道路も標識も整備されていて、気持ちが良い。スタートから20分程度歩くと駕籠建場に来る、そこからは防府市の西部が一望出来る。

    

駕籠建場から防府市の西部が一望出来る

佐野峠を下ってしばらく歩くと、興禅院の下に石碑がある「御即位記念」と刻まれているが、それ以外は何も刻まれていなかった。佐野一里塚に「赤間関迄十七里 小瀬川より十九里」とある。下関と岩国の半分が防府天満宮あたりになる。佐野と玉祖地区の境にある灯篭を見ながら進み、1時間程度歩いたので明照寺で小休止(14時5分)

    

興禅院の石碑    佐野一里塚    玉祖の灯篭    明照寺

14時20分、再び歩き始める。国道2号線の所にあるはずの「国弊社」の石碑が見つからない。探して200~300m東に行くと玉祖神社参道と鳥居があった。参道入口に石碑群があり、「山陽自動車道と国道の建設で参道が46m短くなり関連石造物が移設された」旨刻まれた石碑があった。

   

玉祖神社参道の碑と鳥居   国弊社の碑と移設の説明の碑

国道を横切り、高速道路の下を抜けると佐波川土手に出る。川沿いを歩いて植松の大崎橋を渡ると、今日の予定を終了。(14時40分)

今日のコースは7.7Km。(合計 80Km)

植松のファミリーマートでタクシーに乗り、15時過ぎに防府駅に到着。大道から長沢タクシー代 260円,   植松から防府タクシー代 300円

 参加者 S夫婦・M夫婦  4名