林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

職人の道は素材に手をかけることから

2021年03月22日 | 日常
林田のおせんべいさんの投稿 2021年3月21日日曜日


こんにちは、拓三です。
DIYで作るにあたって、木材をどうするか?というのは非常に大きな問題であります。
簡単なのは、コンパネや集成材を作ること。
だいたいまっすぐ平で、とくに手をかける必要がなく、寸法を決めて切ればOK。
その後塗料を塗ってしまえば良いのであります。

ところがです。
仕上がったものは、果たして作った甲斐のあるものでしょうか。
たいがいにおきまして、これだったら出来上がっている物を買った方が安い。
唯一、自分の希望の寸法通りのものができたというだけなのであります。

無垢の檜の板材を買って、つなげて、一枚の大きな板にする。
反ってます、歪んでます、その板は。
それを必死に鉋で削って平にしていくと、それはそれは迫力のあるものが出来上がるのであります。
魂があると言っていいとおもいます。

魂がこもるこの仕上がりこそ、職人にとってのやり甲斐なのであります。