林田のおせんべいブログ

日本で一番美味しいお煎餅を作るため、全国のお煎餅を食べたり、お煎餅屋の日常を絵日記でご紹介しています

寺子屋「柚子ざらめ」クチコミ

2011年07月06日 | チェーン店の煎餅屋
おはようございます。
ここのところ大変暑いので
ネッククーラーというエコ商品を活用しています。
特殊な素材の布に水を含ますだけ。
首にまくとひんやり涼しさが持続するのです。
風がふくとそれはもうひんやり。
首まわりをよくみるとTシャツがびしょびしょで
そりゃひんやりするわけだ、、、なんて思ったりしています。



さて、今日のお煎餅は寺子屋本舗「柚子ざらめ」です。
原材料を見てみると「柚子ざらめ」との表記があり、
これに大変興味をそそられました。
柚子とざらめが別々に表記されていない。
それってつまり醤油味に柚子のエキスを入れたとか、
ざらめに柚子のエキスを加えましたとか
いうことではない様子。

とっても気になったのでテルテルテレフォンで聞いてみると、
世の中には「柚子ざらめ」というざらめ
(もちろんざらめに柚子の香りを含ませているもの)
が存在していて、それを仕入れて使っているんですよ、とのこと。
な~んだ、と謎が解けて気持ちが拍子抜けしたところで
気を取り直して食べてみました。

袋をあけると柚子の香りがぷ~んとして、
なんとなく煎餅に似つかわしくありません。
食べてみると柚子のかおりが鼻に抜けていき、
その後ざらめの甘さともち米の甘みが交互にやってきます。
甘みが波打つ間は柚子の香りが消えていて、
甘い普通のざらめ煎餅になりました。
普通の、と言いましたがもち米のお煎餅なので、
うるち米のざらめ煎餅にくらべると
粘りのあるふくよかな味わいです。

柚子にしてももち米にしても、
できれば寒い季節に温かいお茶と
食べたらおいしかったのにな、と思いました。