前回に引き続き、所沢駅のホーム観察記録です。
今回は2・3番ホーム。2番は新宿線上り、3番は池袋線下りのホームです。
前回はホームの土留めと上屋をまとめて見てきましたが、今回は別々に見て参ります…
まずは2番ホームから。
1番ホームの新宿方から眺めています。この手前に跨線橋と自由通路がありますが、その部分の土留めは他と同様にコンクリートで固められていますので、今回は省略。
跨線橋より本川越方はこのように鉄パイプで造られた仮設風味なものとなっています。
ホーム中央の跨線橋より本川越方は、待避スペースがあるコンクリート製の土留めになっています。
続いて3番ホームを見て参ります。
飯能方跨線橋から中央の跨線橋の間は写真のようなブロックを組み合わせた土留めです。
所々に待避スペースがありますが後付のように感じます。
2番ホーム側と同様に、中央の跨線橋から池袋よりはコンクリート製の土留めとなっていました。
ただ、10両停止位置から池袋方の跨線橋までの短い区間のみ、鉄パイプで組まれた"足場"のようなタイプになっています。
このようにホームは様々な形態が入り乱れていますが、この形態は上屋もリンクしているのです。というわけで上屋を見て参りましょう。
飯能方の跨線橋から中央の跨線橋までの間は、柱・梁ともに古レールで組まれた上屋が続きます。
この上屋はホームの幅からすると2/3ほどの幅しか無く、2番ホーム側はあたかも上屋を継ぎ足したような形になっています。
増設部分は柱が四角い鋼管、梁がC型鋼材の組み合わせです。
跨線橋から眺めると良く分かります。白い部分が2番ホーム側の継ぎ足した屋根で、灰色に濁った屋根が古レールで組まれた上屋です。
さらに中央の跨線橋をホームから見ると、明らかに3番ホーム側(写真だと左側)に偏っています。
これらの「継ぎ足し」部分ですが、元々所沢駅の1番ホームと2番ホームの間に貨物用の待避線があり、新宿線の貨物輸送が終了した後に待避線を本線とし、本線の部分にホームを拡張したと私は推測しています。
話を上屋に戻すと、中央の跨線橋から池袋線10両停止位置までの間は、木造の上屋に変わります。
ご覧の通り年季が入った立派な上屋です。このタイプの上屋は西武鉄道の駅では良く見かけたと思います。まあ確証は無いのですが。
この木造の上屋が終了するところで見上げると、三角形に切りそろえられた独特の終了部を見ることが出来ます。
10両停止位置から先は恐らく、池袋・本川越方の跨線橋を増設したときに新設したと考えられる新しい上屋で、柱は鋼管・梁はC型鋼材の組み合わせです。
その跨線橋から2・3番ホームを見下ろします。
奥のさびが浮いている屋根が木造上屋にあたります。手前の跨線橋絡みで新設された上屋は、ホームの拡幅とは無関係だということも分かりますね。
これにて2・3番ホーム篇は終了です。
説明が不十分なところがあると思いますが、何分素人が書いているもんですからご容赦下さい。ご指摘などありましたらお気軽にコメント欄までお願いします…
今回は2・3番ホーム。2番は新宿線上り、3番は池袋線下りのホームです。
前回はホームの土留めと上屋をまとめて見てきましたが、今回は別々に見て参ります…
まずは2番ホームから。
1番ホームの新宿方から眺めています。この手前に跨線橋と自由通路がありますが、その部分の土留めは他と同様にコンクリートで固められていますので、今回は省略。
跨線橋より本川越方はこのように鉄パイプで造られた仮設風味なものとなっています。
ホーム中央の跨線橋より本川越方は、待避スペースがあるコンクリート製の土留めになっています。
続いて3番ホームを見て参ります。
飯能方跨線橋から中央の跨線橋の間は写真のようなブロックを組み合わせた土留めです。
所々に待避スペースがありますが後付のように感じます。
2番ホーム側と同様に、中央の跨線橋から池袋よりはコンクリート製の土留めとなっていました。
ただ、10両停止位置から池袋方の跨線橋までの短い区間のみ、鉄パイプで組まれた"足場"のようなタイプになっています。
このようにホームは様々な形態が入り乱れていますが、この形態は上屋もリンクしているのです。というわけで上屋を見て参りましょう。
飯能方の跨線橋から中央の跨線橋までの間は、柱・梁ともに古レールで組まれた上屋が続きます。
この上屋はホームの幅からすると2/3ほどの幅しか無く、2番ホーム側はあたかも上屋を継ぎ足したような形になっています。
増設部分は柱が四角い鋼管、梁がC型鋼材の組み合わせです。
跨線橋から眺めると良く分かります。白い部分が2番ホーム側の継ぎ足した屋根で、灰色に濁った屋根が古レールで組まれた上屋です。
さらに中央の跨線橋をホームから見ると、明らかに3番ホーム側(写真だと左側)に偏っています。
これらの「継ぎ足し」部分ですが、元々所沢駅の1番ホームと2番ホームの間に貨物用の待避線があり、新宿線の貨物輸送が終了した後に待避線を本線とし、本線の部分にホームを拡張したと私は推測しています。
話を上屋に戻すと、中央の跨線橋から池袋線10両停止位置までの間は、木造の上屋に変わります。
ご覧の通り年季が入った立派な上屋です。このタイプの上屋は西武鉄道の駅では良く見かけたと思います。まあ確証は無いのですが。
この木造の上屋が終了するところで見上げると、三角形に切りそろえられた独特の終了部を見ることが出来ます。
10両停止位置から先は恐らく、池袋・本川越方の跨線橋を増設したときに新設したと考えられる新しい上屋で、柱は鋼管・梁はC型鋼材の組み合わせです。
その跨線橋から2・3番ホームを見下ろします。
奥のさびが浮いている屋根が木造上屋にあたります。手前の跨線橋絡みで新設された上屋は、ホームの拡幅とは無関係だということも分かりますね。
これにて2・3番ホーム篇は終了です。
説明が不十分なところがあると思いますが、何分素人が書いているもんですからご容赦下さい。ご指摘などありましたらお気軽にコメント欄までお願いします…
コメントありがとうございます~!
仰るとおり、駅や路線の発展の縮図なんだと思います・・・(^_^)
大規模な改修工事で便利になるのが楽しみですが、小さい頃から知っている西武線の当たり前の景色がどんどん消えていくのはちょっと寂しいかな…と思います。
高架になった石神井公園駅なんて浦島太郎気分でしたから。(笑)
マイナーな記事へのコメントありがとうございました…!
ホームの長さの移り変わり、拡幅工事、屋根の延長と拡幅に跨線橋の増設。
時代の要請に応えて、姿を変えてきた様子がよくわかります。
いよいよ大規模改修が始まりますね。
どんな駅に生まれ変わるのか、楽しみです。