止れ3米後に

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2+2

2010年04月20日 | 西武電車
西武狭山線は野球開催日こそ長編成の電車が行き交いますが、そうでない日や時間帯は4両編成の電車が行ったり来たりする支線です。
個人的には新101系の増結用の2連同士をつなげた全電動車・4つパンタの編成というイメージでした。勿論牽引車の263Fが登場する前の話です。
新101系の廃車が進んでからはもっぱら4両固定の編成ばかり用いられてきましたが、ここにきて突然2+2の編成で運用されているという記述をネットで見つけたので、所沢駅を見に行った帰りに針路を西所沢駅へ向けました。

で、撮影したのがこの写真。

下山口~西武球場前間にて。

返しも球場前~下山口間。

狭山線の撮影なんて今までしたことがなかった上自転車で沿線を訪れるのも初めてだったので、並行する県道から適当に入った脇道…から撮りました。
どちらも今一です。ツートンの271Fの走行写真は初めて撮れました。
撮影しているときは271が球場前方に連結されればいいのに…と思いましたが、考えてみれば非パンタ側を営業運転に使っている様などそうそう見れるモノではないと思うので、これはこれでアリかなと思います…

近頃西武グループの話題ばかりですが、まあいろいろな意味で余裕がないので近場しか廻れない…ということです。
別に西武の話題が主のブログになったとかそういうわけではないのでご安心下さい(?)

所沢駅 ホームの観察記録3(終)

2010年04月18日 | 建築・土木
西武線所沢駅のホームと上屋の観察記録シリーズ。今回は4・5番ホーム篇です。
4・5番ホームは共に池袋線の下り飯能方面のホームです。

今回はホームと上屋をいっしょにご紹介しようと思います…
まずは飯能方の跨線橋の真下部分より。

手前が4番で奥が5番です。土留めはコンクリート製で、待避スペースが確保されています。
エレベーターの向こう側にはマッサージ店がありますが、ホーム上にあるというのはなかなか無いのでは?

上の写真と同じ場所で池袋方を眺めると、石積みの土留めが目に入ります。

1番ホームにも石の土留めがありますが、石の材質が違う気がします。詳しいことは分かりませんが…
この直上の上屋は古レールで組まれた上屋で、年季が入っています。

5番ホーム側は2番ホームと同様に屋根の"継ぎ足し"がなされています。中央の跨線橋も4番側に偏って建設されているので、ホームの拡幅が行われたのかもしれません。

ホーム上にある特急券の券売機から少し池袋方に行くと、写真のような3つ並んだ待避スペースが設けられています。

現地で見たときは、石積みを一部だけ崩して造ったのかと思いましたが、写真で振り返るとコンクリートブロックなどで新たに固められていることから、ホーム全体を壊して待避スペースごと新設したのかも…と思いました。

この直上からホーム中央の跨線橋までの間は木造屋根です。
この木造屋根は2・3番ホームに比べ塔頂が高く、さらに4番側に"継ぎ足し"に似た形の屋根が取り付けられています。

内部より

継ぎ足しに似た部分

跨線橋から眺めるとわかりやすいです。さびが浮いている部分が木造上屋です。
恐らく横から見ると
/\/ 4番ホーム側
↑の図のようになっているのと思われます。(わかりにくくてスミマセン)
材質やホームの幅などを考えると、後付ではなく竣工時からこうなっていたのではと推測します…


さてホームの方は、中央の跨線橋の付け根の直下で石積みが終わり、コンクリート製の土留めに変わります。


それもつかの間?ホーム上にコカコーラの自販機あるあたりからホーム終端まで、パイプで組んだホームになります。


パイプで組まれた部分のホームの上屋は柱が四角い鋼管、梁がC型鋼材の組み合わせです。

以上で終わりです…
自分で書いていて文章がグダグダというのは分かっていたのですが、勢いで載せてしまった感があります。
果たしてどのくらいの方がこのような記事を楽しみになさっていたかは疑問ですが、まあ個人的な備忘録ということで。
長々とお付き合いありがとうございました。

おしまい

所沢駅 ホーム観察記録2

2010年04月17日 | 建築・土木
前回に引き続き、所沢駅のホーム観察記録です。
今回は2・3番ホーム。2番は新宿線上り、3番は池袋線下りのホームです。
前回はホームの土留めと上屋をまとめて見てきましたが、今回は別々に見て参ります…

まずは2番ホームから。

1番ホームの新宿方から眺めています。この手前に跨線橋と自由通路がありますが、その部分の土留めは他と同様にコンクリートで固められていますので、今回は省略。
跨線橋より本川越方はこのように鉄パイプで造られた仮設風味なものとなっています。


ホーム中央の跨線橋より本川越方は、待避スペースがあるコンクリート製の土留めになっています。

続いて3番ホームを見て参ります。

飯能方跨線橋から中央の跨線橋の間は写真のようなブロックを組み合わせた土留めです。
所々に待避スペースがありますが後付のように感じます。


2番ホーム側と同様に、中央の跨線橋から池袋よりはコンクリート製の土留めとなっていました。


ただ、10両停止位置から池袋方の跨線橋までの短い区間のみ、鉄パイプで組まれた"足場"のようなタイプになっています。
このようにホームは様々な形態が入り乱れていますが、この形態は上屋もリンクしているのです。というわけで上屋を見て参りましょう。


飯能方の跨線橋から中央の跨線橋までの間は、柱・梁ともに古レールで組まれた上屋が続きます。
この上屋はホームの幅からすると2/3ほどの幅しか無く、2番ホーム側はあたかも上屋を継ぎ足したような形になっています。
増設部分は柱が四角い鋼管、梁がC型鋼材の組み合わせです。


跨線橋から眺めると良く分かります。白い部分が2番ホーム側の継ぎ足した屋根で、灰色に濁った屋根が古レールで組まれた上屋です。


さらに中央の跨線橋をホームから見ると、明らかに3番ホーム側(写真だと左側)に偏っています。
これらの「継ぎ足し」部分ですが、元々所沢駅の1番ホームと2番ホームの間に貨物用の待避線があり、新宿線の貨物輸送が終了した後に待避線を本線とし、本線の部分にホームを拡張したと私は推測しています。

話を上屋に戻すと、中央の跨線橋から池袋線10両停止位置までの間は、木造の上屋に変わります。



ご覧の通り年季が入った立派な上屋です。このタイプの上屋は西武鉄道の駅では良く見かけたと思います。まあ確証は無いのですが。


この木造の上屋が終了するところで見上げると、三角形に切りそろえられた独特の終了部を見ることが出来ます。


10両停止位置から先は恐らく、池袋・本川越方の跨線橋を増設したときに新設したと考えられる新しい上屋で、柱は鋼管・梁はC型鋼材の組み合わせです。


その跨線橋から2・3番ホームを見下ろします。
奥のさびが浮いている屋根が木造上屋にあたります。手前の跨線橋絡みで新設された上屋は、ホームの拡幅とは無関係だということも分かりますね。

これにて2・3番ホーム篇は終了です。
説明が不十分なところがあると思いますが、何分素人が書いているもんですからご容赦下さい。ご指摘などありましたらお気軽にコメント欄までお願いします…

所沢駅 ホームの観察記録1

2010年04月16日 | 建築・土木
西武鉄道の本線である池袋線と新宿線が交わる所沢駅。ホームは5番まであり、日々電車と乗客が行き交っています。
乗換駅であるためか、駅のホームとその上屋は大規模な建て替えなどはあまりなされておらず、建て増しや継ぎ足しとでも言うべき改修を受けています。
そのため、ホームには様々な形態が存在し、見ているだけでも歴史が想像できて、趣味的には楽しいものですが、近々所沢駅は大規模な建て替え工事を行うという話を聞きました。
まだ大規模な工事に着手する前に、その形態を観察・記録してみました。

このような鉄道趣味界でも相手にされなさそうな記事で、どの程度興味を持って頂けるかは不明ですがお付き合い頂ければ幸いでございます。

まずはホームの順番にならい、一番ホームから見て参りましょう。
一番ホームは新宿線の下りホームです。

一番ホームの西武新宿寄り。ここの土留め(という表現でいいのかは不明)はコンクリートブロックのようなものですね。
上には跨線橋と自由通路があります。


このブロック土留めはすぐに石積みの土留めへと切り替わります。恐らく川越鉄道開業時のものではないかと思いますがどうでしょうか。
改札があり、ステーションビルと隣接していることから上屋はかなり高いです。柱は四角い鋼管で梁はI型の鋼材です。


土留めを真横から見ると、建設以降ホームを数回高くしていることが分かります。まるで地層のようですね。


この石積みの土留めは各ホームの中央を連絡する跨線橋の真下で終わり、以降は本川越よりの端まで待避スペースが設けられたタイプに変わります。


この跨線橋の真下には名物?の駅蕎麦が湯気を上げています。食べたい…


跨線橋から8連停止位置までの上屋は鋼管+I型鋼材の組み合わせですが、改札よりは高さが低いです。
8連停止位置から池袋・本川越寄りの跨線橋を経て、ホーム端までは柱が四角い鋼管に梁がC型鋼材の組み合わせでした。
写真はその接合位置。


ホーム内から見る。異なる様式の柱が並んでいます。右が新宿方、左が川越方ですね。


跨線橋から。屋根の接合部分が明らかに違うのが分かると思います。

1番ホーム篇はこれにて終了です。もし表現などに間違いなどありましたらコメント欄などでご指摘頂ければと思います。
次回は2・3番ホームです…

春の訪れ…2

2010年04月06日 | 西武電車
去年も同じ時期に元加治周辺で101系を撮りました。
今年も撮りに行きたいなあと思っていましたが余裕がなかったり天気が悪かったり…でなかなか都合が合いませんでしたが、やっと撮れました。


黄色い電車と黄色い菜の花…いい組み合わせです。
しかしツートンの271Fはなかなか当たりませんな。未だに走行写真は撮ってないです。

明日から今まで以上に忙しい日々が始まります…
しばらく記事の題材が切れた状態が続きそうですが、まあがんばって以前撮った題材を探してみましょう…