止れ3米後に

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ちょっと古いものをふたつ

2009年09月26日 | 日記
こんばんは。
本当に久々の更新ですねえ。
ご覧になっている皆さんには申し訳ありません・・・
これがうちの更新ペースということで勘弁してください。m(_ _)m

さて、旅行記の続きといきたいところですが、正直今までのペースで書いているといつまでたっても終わらないので、
移動とかは大幅にカットして、要所要所をまとめて書いていこうと思います・・。

というわけで、今日はタイトルの通り、40年ほど前の物をふたつ取り上げてみます。


一つ目はこれ。

外神田二丁目、とありますね。
両側の矢印の先には万世橋と、お茶ノ水・神田明神前の文字が・・・
もう気づかれた方もいるかな?
これ、東京都電の電停看板です。

この看板、今週の日曜日に両親が買ってきました。
たまたま出かけたさきでフリーマーケットをやっていて、そこで見つけたとか。
話を聞く限り、売り主の方は鉄道ファンというわけではないみたいですが、
都電が廃止になった頃にデパートで買ったとか。

しかし、これデカいんですよ。
上の写真に、比較用として国鉄のサボと、1/150の都電を置いてみましたが・・・
都電の模型なんかひねり潰されれんとばかりな大きさデスネ。

気になるお値段は\3000-。
世間知らずな私は、高いのか安いのかわかりませんでしたが、
気になって鉄道部品店やネットオークションなどで値段を調べてみました。


・・・・結果:相場が40000円前後。

はい。恐ろしく安かったわけですね。
だからといって転売したりはしませんが・・・
博物館とかで、都電の企画展なんかをやるときに、提供できれば本望ですね。
その前にどうやって持って行くかという問題が発生しますが。(汗



ふたつめは・・・これ。

古くさい、玩具みたいなカメラですね。
これは、富士フイルムが昭和30年代に送り出した「フジペット」というカメラです。
ひとまず、私はカメラマニアではないので、細かい解説は他に譲ります。
元々、これを父親が子どもの頃持っていたらしいです。
それは壊してしまったみたいです。で、今ご覧いただいているものは
父親がカメラに興味を持つようになってから再び購入したものです。
時代は繰り返すというか、私も小さな頃はこれを使ってました。
ストラップの代わりにお菓子の包装のひもをつけて、あちこちでかけてました。
このカメラで撮った写真のなかで、一番印象に残っているのが軽井沢駅の車止めです。(笑)
なんで車止めなのかはよくわからんのですが・・・

ここ数年は使ってなかったのですが、何ヶ月か前家族の話に上がり、久々にケースから引っ張り出してみたら
使ってみたくなったんで、東京に出たときにフィルムを手に入れてきました。

上から眺める。


このカメラ、かなり単純な構造だそうです。
確かに開けてみるとうなずいてしまいます。その分、撮影には技術がいるようです。
カメラに関してはずぶの素人な私ですが、この古いカメラを通して勉強できればと思います。
うちにはこれ以上に使ってみたいカメラが、もう一つあるので・・・。


あ、そうだ。
明日はたてもの園のボンネットバス運行日なので、時間に余裕のある方はぜひいらしてくださいな。
乗務員スタッフ一同お待ちしております。(^^)/

上滝線早朝作戦・・・

2009年09月09日 | 鉄道
「富山で早朝に鉄道写真を撮る」なんて言ったら、ふつう寝台列車とか、急行型などの
国鉄車両が思い浮かぶと思いますが・・・
この地方私鉄ヲタが国鉄形なんか撮るわけがないでしょう。
やっぱり地鉄電車なのであります。

地鉄電車の最古参となった10020形。
この形式は、昭和30年代に地鉄オリジナル車として登場した、所謂日車ロマンスカーです。当初は、サハを挟み込んだ3連でしたが、柔軟な運用を組むためサハを外し、2連となりました。
長らく主力として活躍してきましたが、ワンマン運転が全線で始まると、
この形式は改造の対象から外され、10021+10022、10023+10024の2編成は廃車となってしまいました。
残るは10025+10026のみなのですが、これは、かつて中間に挟み込まれていたサハを改造したクハ170形を連結し、平日朝ラッシュ時に不二越・上滝線を中心とした運用に入っているようでした。
この運用、去年春に地鉄電車に乗るのが決まった時には「撮りたい」と思っていたのですが、
なかなか都合がつかず・・・。
そんなときに、弊ブログとリンクしていただいている「地味鉄庵」様に、10020形3連を撮影された記事が掲載されているのを見て、
さらにその気持ちは高まり、こりゃあ撮るしかないだろということで、今回やっと撮影に行くことができたのでした。

前置きはこのくらいにして・・・

8月7日(金) 
朝5時に起きました。どうせ宿に戻ってくるからと、身軽な格好で電鉄富山駅に向かいます。
昨日使ったフリー乗車券は二日間有効なので、今日も引き続き使いました。

ホームに入ると、二つの岩峅寺行きが並んでおります。


右=寺田経由岩峅寺行き(10033+10034)
左=上滝経由岩峅寺行き(14721+171)
両方共に目的地は同じですが、経由が異なります。
寺田経由のほうが2分ばかり早く出ますが、上滝周りのほうが若干早く着くようです。

反対側にまわってみました。


この写真に写っている10034は唯一、テールライトが異なります。
これは、事故で破損したから交換した、とか・・・。

私たちは上滝線沿線に用があるので、14720形のほうに乗ります。
昨日同じ路線で乗った編成というのは偶然ですね。

5:55に発車しました。
曇り空の町を眺めながら行きます。乗客はまばら。それも途中駅でほとんど降りてしまいました。
沿線は富山郊外の住宅地として発展しているようです。

水田が多くなってきたな、と思ったところで途中下車。
撮影場所は前日に目星をつけていました。


さてさて、待つこと30分少々。
まずは電鉄富山行き電車がやってきました。



先の14721+171ですね。


後追いも。
ここで交換するのが例の10020形です。




いやあ、格好良かった・・・。
…今考えると、かなり写真下手だなあと。やっぱり撮り鉄向きじゃないですね。

本当は折返しとこの後に来るもう一本の3連も撮りたかったのですが、宿の無料朝食サービスを受けたいと同行者両氏が申すので、泣く泣く引き上げました。
・・・と言っても、1時間くらい待ったのですが。周りにお店などは全くない駅でした・・・。

そうしてやってきたのは例の20形3連。
どれに乗るよ、ということになってクハ174に乗りました。かなーり静かでした。クハだから当たり前ですが・・・。
稲荷町でデキと赤矢号中間車(塗装が剥げ落ちて哀れでした)を眺めて、電鉄富山に戻ってきました。


かっこよかったー!10030形と並んでいました。

そういえば、朝の上滝線3連運用はもう一つあるのですが、こちらには
14760形+クハ175が充当されてました。塗装は全部特急色です。
あと、例の地味鉄庵様の記事で少しふれられていた立山行き急行電車、これも3連でした。
編成は14760形+クハ174。こちらも特急色でそろってました。
(おっとっと様、勝手に記事をご紹介して申し訳ありませんm(_ _)m)

機会があれば、またラッシュ輸送を撮影したいものです。