信じられない話だが、寝室にずっとエアコンがなかった。
今の家に住んでから36年間ずっとだ。
では、どうしていたのかと言うと、扇風機で暑さをしのいでいた期間が長かった。
昨今の熱帯夜ではさすがに耐え切れず、エアコンの付いた一階リビングで寝ていた。
寝室からマットをリビングに下ろし、そこで寝起きしていた。
今夏、ムスメ家族が帰ってくるというので、一大決心をした。
もちろん、寝室のエアコン取り付けだ。
寝室は大型のタンスで仕切られているが、真ん中の部屋とつながっている。
子どもたちが小さい頃に真ん中の壁をぶち抜いた。
タンスを移動させれば一つの部屋になる。
小さいエアコンにするつもりはなかった。
余力のある大型エアコンを入れるつもりだった。
そして、ほんとうに特大のエアコンを選んだ。
作業は三つあった。
➀子ども部屋の古いエアコンを外す
➁タンスを移動させる
➂エアコンを設置する
➀、➁、③はこの順序どおりでなけばならなかった。
日程をまちがえずに組む必要があった。
①と③は同じ業者に頼んだ。
②は引っ越し業者に頼んだ。
それぞれ専門の業者だった。
計画どおり、すべてが順調に進んだ。
ただ一つ、思っても見ない問題が見つかった。
それはエアコン配線だ。
なんと子ども部屋にはエアコン配線がなく、寝室側から枝分かれのようにつないでいたという事実だ。
エアコン業者が信じれらん! と言っていた。
子ども部屋にエアコン配線がない?
そうか!
子どもたちも扇風機で夏を乗り切っていたのか?
全部の作業が終了するのに2週間かかった。
配線問題も解決してもらった。
おかげで快適な睡眠生活を送っている。
エアコンとはこんなにもありがたいものか!
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