かづの駄日記  ~ kadzuno・da・nikki ~

秋田県鹿角市から気ままに綴る、名も無き田舎者の喜怒哀楽、一期一会。

片足のないキジ・・感激

2010-04-21 07:57:06 | みちのく号の車窓から

100421_055605_M.jpg


 今週は週末までお日様は期待出来ないお天気の予報、今朝はドンヨリとした鹿角です。寒くもありません。

  以前に書き込んだ我が家の裏に居るキジの一家ですが、鳴き声はすれど姿は見えないから堂々と姿を現すこの頃です。

  今朝もオス1羽にメス3羽でお散歩?でした。危険を感じるとキジって先ず走って逃げ、飛ぶのは逃げ場が無くなった時ですね・・ニワトリみたいな感じです。

  一家の中に片方足が無いメスが1羽います。(画像はオスのキジです)

  昨年生まれた雛の1羽です。私が足が無いと気付いたのは昨年の秋口頃、ハトの大きさ位に成長していた頃でした。何かにに襲われたかしたのでしょうが、他のキジが危険を感じ身を隠す速さについて行けず、何時も取り残されていました。

  そんな時は何時も母キジが側まで戻ってきていて、茂みの中からは他のキジの甲高い鳴き声がしていました。

  きっと家族皆に支えられて生き延びて来たのだと感激しています。体長も姿も立派になりキジの成鳥です。

  そんなキジ一家を見ていると、最近の我が子に対する虐待報道の多さを憂いている私にとっては、人間はいつから母性や愛情、感情で理性をコントール出来ない、なんて愚かしい生き物に変わり始めたのだろうかとの思いが巡ります・・・淋しいです。

  さてそんな思いはそれとして、私もまだまだ支え合う家族のために、今日もガンバルぞ!