交通事故・後遺障害認定申請専門行政書士のブログ ―解決へのヒント―

静岡で交通事故の後遺障害認定申請を専門としている行政書士として有意義な情報を提供できればと思います。

後遺障害 VOL.171 眼の視野障害について 【医師面談】

2013年02月14日 | 交通事故
季節の変わり目なのか、天候が日替わりですがいかがお過ごしでしょうか。



先日、久しぶりに県外の医師面談に神奈川県は湯河原へ。



ドクターには被害者請求による後遺障害認定申請のご理解を得た上で、複数の必須医学的検査と医学的見地に基づく具体的かつ積極的なご所見を戴き、ほぼパーフェクトな診断書となった。

事実を超えるものでなく、また、事実未満でない診断書。つまり、事実をありのままに伝える診断書が、「望まれる後遺障害診断書」なのである。

これを実現するには、どうしても医師のご理解とご協力が必要となる。

ただでさえ忙しい医師に、また、治すことが専門の医師に対して治しきれなかった証明書を発行してもらうのだから・・・。


明日は市内で初めてお会いするドクター面談1件あり。

この仕事をスタートさせてから作成している「ご理解ドクター名簿」に二重丸が付きますように・・・






さて、今日は眼の視野障害について 【障害認定必携等より】


「半盲症」「視野狭窄(きょうさく)」「視野変状」と診断され、8方向の視野の角度の合計が正常視野の角度の60%以下になった場合に、単眼で第13級3号が、両眼で第9級3号がそれぞれ後遺障害の認定対象とされる。

半盲症とは両眼の視野の右半分又は左半分が欠損する状態をいう。
視野狭窄とは、視力は良好であっても視野が狭まり歩行など動作が困難になる状態をいい、視野変状とは暗点と視野欠損を指す。

視野とは、眼前の1点を見つめていて同時に見える外界の広さをいう。
日本人の視野の平均値は
上  60度
上外 75度
外  95度
外下 80度
下  70度
下内 60度
内  60度
内上 60度
合計560度

視野の測定にはゴールドマン型視野計を用いる。




交通事故の後遺障害認定申請に関するご相談は、お気軽にどうぞ。

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