交通事故・後遺障害認定申請専門行政書士のブログ ―解決へのヒント―

静岡で交通事故の後遺障害認定申請を専門としている行政書士として有意義な情報を提供できればと思います。

自賠責保険 VOL.65 医学単語の読み方2

2008年05月29日 | 交通事故
今週、後遺障害認定通知が届いたが、依頼者の納得できる認定等級であった。






さて、今日は脳に関する用語について

神経叢     (しんけいそう)
橋       (きょう)
菱脳      (りょうのう)
灰白質     (かいはくしつ)
島葉      (とうよう)
脳梁      (のうりょう)
上丘      (じょうきゅう)
視交叉     (しこうさ)
脳弓      (のうきゅう)
錐体      (すいたい)
孤束      (こそく)
舌下神経    (ぜっかしんけい)
上吻合静脈   (じょうふんごうじょうみゃく)
僧帽細胞    (そうぼうさいぼう)


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自賠責保険 VOL.64 医学単語の読み方1

2008年05月22日 | 交通事故
今年で両親が70歳を迎えることになるので、海の見えるレストランの一室を貸切り、子、子の妻、孫の計14名でお祝いをした。

「古希の御祝い」らしく、恥ずかしがる両親には紫色の頭巾とちゃんちゃんこを着せて記念写真。

ちなみに、一番左が私で、隣がすぐしたの弟、後列の真ん中でもぐっているのが妹で、前にいる黄色の服が12歳下の弟。



さて、今日は医学用語の読み方について。

診断書に記載される部位名、診断名などは、通常使われない漢字が多く出てくる。
全て読めたら漢検1級レベル!?

眼・耳・鼻・口に関する用語
虹彩       (こうさい)
硝子体      (しょうしたい)
黄斑部      (おうはんぶ)
中心窩      (ちゅうしんか)
耳小骨      (じしょうこつ)
耳管       (じかん)
蝸牛       (かぎゅう)
外側鼻軟骨    (がいそくびなんこつ)
鼻中隔      (びちゅうかく)
上・中・下鼻甲介 (じょうちゅうかびこうかい)
嗅球       (きゅうきゅう)
嗅神経      (きゅうしんけい)
咽頭扁桃     (いんとうへんとう)
耳管咽頭口    (じかんいんとうこう)
硬・軟口蓋    (こうなんこうがい)
喉頭       (こうとう)
口蓋       (こうがい)
上・下顎骨    (じょうかがくこつ)
口唇       (こうしん)
咀嚼       (そしゃく)
頬骨神経     (きょうこつしんけい)


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自賠責保険 VOL.63 死亡による慰謝料について

2008年05月15日 | 交通事故
日ごろの業務は交通事故関係と自動車関係の申請がほとんどであるが、先日は土地関係の業務依頼があり、山登りをした。

隣村の山持ちの方から農地になっている山の土地の登記簿上の「畑」を「山林」に変更したいとのこと。
久しぶりに農地法にかかる依頼である。
(当然、許可が下りたら土地家屋調査士へ地目変更を依頼する流れとなる。)

お話を聞けば、農地法4条許可申請か非農地証明の選択であるが、とにかく現場を見る必要がある。
お話を聞けば、現場は「すぐ近く」とのことである。

さて、現場へ。
ヒノキ、杉の木に囲まれた山道を沢沿いに上ること10分。
「これが近いかなぁ・・と独り言」

現場の説明を受け、写真を撮り、次の場所へ。

依頼人曰く、「次の場所まではちょっときついかな・・」
ドキ。
ここまで十分にきついと感じていたが、決して「遠い」と表現されなかったことにかけて、行くしかない。

少し呼吸を整えていざ出陣。
気合は十分であったが、とんでもない坂で、また、道がないときている。

しばらく上を向いて登り、ふと下を見ると「落ちたら死ぬ」急傾斜。

見積書は事前に依頼者にお渡ししたが、血の気が引く命がけ調査に見合わない「隣り村・特別出血大サービス報酬見積もり」にしたことを後悔し、「隣り村・特別貧血加算報酬見積もり」がふさわしかったかな、とも考えた。

200mほど登りやっと到着。

直線距離を基に表現すれば確かに「近い」。つまり、「近い=楽」と認識した方が悪い。
言い換えれば「暫定税率」=「とりあえずの税率」と認識した方が悪いのである。
ただ、考えられる注釈=「近いが呼吸は乱れるかもしれない」「とりあえずだが30年続くことも考えられなくもない」などと気を廻してくれたらありがたかったかな。などと、辛さの気を紛らわすためにつまらないことを考えながらの「登山」であった。

日ごろの運動不足を反省しつつ、あまりの運動量にひざと共に笑ってしまった。

結局、きつかった「畑」は既に木を植えてしまっている状態であったので非農地証明の申請、最初の場所が4条許可申請と相成った。

二日後に体が動かなくなったのは言うまでもない・・・


さて、今日は死亡慰謝料について(赤い本より)

本人慰謝料
死亡本人の慰謝料は被害者の相続人に相続される。
慰謝料額は350万円。

遺族慰謝料
請求権者は、被害者の父母・配偶者(内縁関係にあるものを含む)および子とする。

請求権者1名の場合は550万円、2名の場合は650万円、3名以上の場合は750万円とし、被扶養者がいる場合は、それぞれ200万円を加算する。


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自賠責保険 VOL.62 死亡による逸失利益について

2008年05月08日 | 交通事故
皆様、ゴールデンウイークはいかが過ごされましたでしょうか。

私はもっぱら茶摘の手伝い。

茶摘みといえば、村の娘たちが民謡を歌いながら笑顔で手で摘み取る・・・、あれではなく、タオル鉢巻き、又はJA支給の帽子よろしく、手には軍手、作業ズボンに長靴をはき、二人組みのオヤジたちがあちこちの茶畑で茶刈機のすっげー爆音を立てながら茶刈りまくっている、のが現実である。

茶刈機のエンジンはツーサイクルなので、ガソリンはオイル混合。排気口は刈手の目の前にあるため、風向きによっては真っ白な排気ガスをまともに吸ってしまう状態となる。

両手は茶刈機を持っているため逃げられない。

また、刈り取った茶ッ葉は機械に取り付けた鯉のぼりのような長い袋に強い風によって吹き入れられるうまい構造となっていることに感心している場合ではなく、刈り取ったそばからだんだん重くなる。

このような状況下で茶刈り男たちは、どれだけ何食わぬ顔で排気ガスを吸い、重い袋を引きずりながら、何曲の鼻唄を歌えるかを暗黙裡のうちに競うのである。

そう、茶刈りは格闘技なのである。
そうでも考えなければ、やってれねーのである。

杵と臼を持ったお笑い芸人、クールポコは
「なぁーにぃ!」

「男は黙って茶刈り」   「男は黙って茶刈り」

後継者がいなくなるわけである。



さて、今日は、死亡による自賠責保険の逸失利益について(赤い本より)

2逸失利益・・(年収額または年相当額-生活費)×死亡時の年齢における就労可能年数のライプニッツ係数
計算後の端数は千円以上を切り上げて万単位とする。

生活費控除
被扶養者がいるときは年間収入額または年相当額から35%、被扶養者がいないときは50%を生活費として控除する。

年間収入額または年相当額
事故前1年間の収入額と死亡時の年齢に対応する年齢別平均給与額の年相当額のいずれか高い額を収入額とする。
①.35歳未満であって事故前1年間の収入額の立証が可能な者
事故前1年間の収入額、全年齢平均給与額の年相当額および年齢別平均給与額の年相当額のいずれか高い額。

②.事故前1年間の収入額を立証することが困難な者
イ.35歳未満の者・・全年齢平均給与額の年相当額又は年齢別平均給与額の年相当額のいずれか高い額。
ロ.35歳以上の者・・年齢別平均給与額の年相当額

③年金受給者
逸失利益の対象となる公的年金
老齢年金・通算老齢年金・障害年金・退職年金・減額退職年金・通算退職年金
老齢基礎年金・付加年金・障害基礎年金・老齢厚生年金・60歳代前半の老齢厚生年金
障害厚生年金・退職共済年金・障害共済年金・障害補償年金

逸失利益の対象とならない年金
母子年金・準母子年金・遺児年金・老齢福祉年金・障害福祉年金・母子福祉年金
遺族年金・通算遺族年金・特例遺族年金・寡婦年金
遺族基礎年金・加給年金・遺族厚生年金・遺族共済年金


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自賠責保険 VOL.61 死亡による損害

2008年05月01日 | 交通事故
今日から5月。
天候もよく気持ちのいいスタート日であったが、ゴールデンウイークの中間辺りということもあってか、何となく力が入らない。

そんな中、目が覚める光景を見た。
午前中に陸運局へ一般貨物許可申請の提出に出かけたのだが、いつになく自動車登録窓口が大盛況。
駐車場には誘導員まで配置されている。
車の流通が活気を帯びている証左であり、まったくお休みモードではない。
暫定税率関係なし。ゴールデンウイーク!それ何?といった感じ。

気が抜け気味の自分を反省し、感化されやすいタチの私はカバンを抱えて2階まで一歩抜かしで駆け上がってみた。
ら、案の定ずっこけた。
肝心の申請書はずっこけなく済んだが、向こう脛がはれ上がっている・・・調子に乗るものでない。


禁忌は心得ております。
一歩一歩踏みしめて、小走りとした。


さて、今日は、死亡による損害1について(自賠責基準より)

死亡による損害は、1葬儀費、2逸失利益、3本人慰謝料、4遺族慰謝料がある。

1葬儀費・・・定額60万円。立証資料等により定額を超えることが明らかな場合は100万円の範囲内で必要かつ妥当な実費とする。

認定の範囲
火葬、初七日供養、お布施、戒名料、仏壇、位牌、石塔、墓石、通知状、礼状、切手等

認定されないもの
墓地、永大供養料、年忌供養、香典返し、引物代等



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