2017年6月10日(土)
鶏頂山~御嶽山鞍部から鶏頂山頂上を見上げる。遠くに鬼怒川の町。
年初より酉年に因み栃木百名山に挙げられる「鶏」と名前に着く山四座登頂を目指してまいりました。 すでに下記三座を踏破し残る一座は高原山の鶏頂山。 思い起こせば霧降のキスゲ平より良く眺めていた鶏頂山です。 あんなにとんがった山に登るのはムリムリと思っていましたが、実はものすごく登ってみたかった。
せっかく登るなら栃木百名山の鶏頂山ページ筆者やまとそばさんと登りたい、とは以前から思っていたこと。 ようやく日程も合い天候も良さそうだったこの日、いよいよ決行となりました。
待ち合わせは7時、龍王峡駐車場。 その後日塩道路を旧鶏頂山スキー場に進みその駐車場に車を停めて登山の予定です。 以下はこれまでの鶏山行です。w
1月 3日 日光市 鶏鳴山
2月18日 塩谷町 鶏岳
3月23日 茂木町 鶏足山
旧鶏頂山スキー場駐車場に入る入り口にはこんなに立派な鳥居があります。
これは相当立派な施設があるのかと思ってしまいますが、この後道路は傷んで凹凸が激しく、運転には注意が必要です。
旧鶏頂山スキー場駐車場です。 建物は鶏頂山山荘でしょうか。 登山の際大きな駐車場があると安心です。
が、残念ながらトイレはありませんし、駐車場も傷んでゆくのかと心配になります。
鶏頂山登山道の説明版です。 ご覧の通り登拝コースなのです。
古のころより信仰の対象とされてきたお山だということがうかがえます。
現在でも登山道にはいろいろな石碑や祠があり、登山道も整備されとても良いコースです。
ここから始めは旧スキー場斜面を登ります。(7:55) スキー場と言っても緩やかな登りで助かります。w
しばらく歩くと枯木沼湿原があります。(8:13)
鳥居の足元には苔むした小さな狛犬。
狛犬の周りにはワラビ? 袋をもって歩いている方たちもいました。
水の中にはサンショウウオ? イモリ?の卵。 オタマジャクシもいっぱいいます。
ズミなども見られ趣のある湿原ですが、木道が。。。
湿原を通り抜け、スキー場トップも越えて弁天池を目指してゆきます。 弁天沼までは緩やかな登りで森歩きと言う感じです。
午前中晴れ予報だったのに出だしは曇り。 けどだんだん陽が射してきました。
弁天池到着です!(9:00)
この先に平家の隠れ家跡地があるというのですから驚きです。
左釈迦ヶ岳とありますが、私たちは直進です。 帰りはこの左側のトレイルから帰ってくる予定です。
「ここから先が急ですよ。」の言葉通りいきなり急です。
時にこんな階段も。
なんとなく縁に出た感じ。(9:27)
ここが鶏頂山と釈迦ヶ岳方面への分岐、稜線でした。
開けた展望から見ると、左から御嶽山、釈迦ヶ岳、中岳です。
鶏頂山を登り終えたらこれを釈迦ヶ岳まで行きますよ。
この辺まで登ってくるとベニサラサドウダンがあちこちに満開!
シロヤシオまでも咲き誇っています。
分岐から先も結構登るなぁ、とお花を見ながら頑張りました!
そしてとうとう鶏頂山山頂と~ちゃ~くっ!(9:47)
photo by やまとそばさん
はいっ! 鶏山四座完登!!\(^o^)/
お天気も上々となったので遠景を眺めましょう。 まずは北東、那須方面。
奥中央、ドームのように丸いのが茶臼岳、その左にとんがっているのが朝日岳。
手前が前黒山。
東には御嶽山、釈迦ヶ岳。
下って登って下って登る。。。。(^^;
南東には中央に宇都宮アルプス。 左端に羽黒山。
「連山は雲がかかったなぁ。 見晴らしの良い場所がないかなぁ。」と探し回ってくれるやまとそばさん。
かろうじて女峰山は見えますが、男体山は雲の中。 女峰の右に太郎山、奥白根。
女峰山の足元には大笹牧場と六方沢橋も見える。
向こうからここを見ていたんだ。
西北方面には尾瀬や南会津の山々。 左端は至仏山かな。
そして会津駒ケ岳、三岩岳、窓明山あたり。
充分休憩したので釈迦ヶ岳に向かいます。
この時期、ガスが掛り易く展望はどうかな?と思っていたのですが・・・
意外と良かったですね。
日光連山の雲の掛り易さは承知の上~
でも会津方面の残雪の山々は良い感じ~でした。
那須や南の方まで見れて、良かったです。
それに加え、花々が目を楽しませてくれましたね。
また、どこか歩きましょう~♪
ようやく念願かなって筆者と歩くことができました!w
日程は随分前から決まっていたので、
ちょうどこの日に天候が良くなるのか心配な面もありましたが、
全般は良い天気、シロヤシオも思った以上に咲いていて、
本当に良かったです!!
またよろしくお願いします!