out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

行ってきました 地元御岳山 #2

2017-07-08 11:02:25 | 山登り in 東京

2017年7月3日(月)
御岳山 綾広の滝


 御岳神社に参拝し、御岳山山頂まで行きました。 が、御岳山登山の真骨頂はここから後です。
 神社を後に下ってゆくとここは長尾平の分岐。 バイクの停まっているお茶屋さんの前を左の方に行けば展望台。 ちなみにこのお茶屋さん Free wifi! その先は行き止まり。 赤い看板が見える方向へ下ってゆくと七代の滝。 見えにくいですが下ってゆく道の右にも道があり、そちらへ行くとロックガーデン(岩石園)。 七代の滝へ下り滝を見てから階段を上がり、ロックガーデンへ行く道に合流することもできます。
 茶店の方が軽装の登山客に「七代の滝へは下りがきつくて、滑落したり滝つぼに落ちたりする人がいるから、まっすぐ行ってロックガーデンに行くのがお勧めだよ。」と言っている声が聞こえました。
 私はまず展望台へ向かい景色を眺めてから、もちろん七代の滝へ降りてゆき、ロックガーデンを見て戻ってくるつもりです。

 ところであのバイク。 住民の人たちは茶店への出勤や、この日の草刈り行事のような時には登山道をバイクで移動するようです。 お昼ご飯を食べたお店の奥さんも、山の水を汲むために毎日バイクにポリタンクを積んで走っている、と言っていました。 歩いているときにバイクとすれ違うことはありませんでしたが、登山道も急坂でない主要道はこんな風に使われているので驚きです。
 そして草刈りは集落の中だけでなく山の中の登山道に至るまで、この日一日中行われていました。 写真右の方にワサ~ッと落ちている葉が見えますね。 ヤマユリなどはよけて刈られていましたが、たまにヤマジノホトトギスらしきがあったりして。(^^; 若い衆がたくさんいて、活気のある集落だなぁ、という気がしました。


長尾平は名前に「平」とついているので最初から平らなのでしょうか?
人工的に平らにしている部分はあると思います。 そしてここはヘリポートとしても使われています。
たくさんの方が暮らしている山ですから、これは必要でしょう。


進行方向左の方を見ると高く見えるのが日の出山でしょうか。


右の方には高岩山?


展望台突き当りからの眺めです。
ずっと奥は八王子の方なのでしょうけどね。


もとの分岐に戻ります。
行には見えなかったオカトラノオがこんなにたくさん!


いやいやビックリ。 とてもきれいでした。


そして分岐を七代の滝へ下ります。 草刈りもされているし、それ程怖い道ではありません。
ただ途中から岩が多くなり、湧き水などで濡れているので滑りやすい場所もあるのです。
どんどん、どんどん下り、ようやく。。。


七代の滝(ななよのたき)に到着です!
ここに来ると足元は全面濡れた岩になり、滝の水が抜けてゆく川は深い谷の様になっているので、
そちらのほうに近づくのは非常に危険です。
近づきたくなくてもそちらに向かって傾斜していたりするので、注意が必要です。
滝の周りの岩にはコケやイワタバコなどがたくさん見られ、緑濃くとても素敵です。
イワタバコが咲いたらまた来てみたくなるほどです。


溜まった水場にはたくさんのオタマジャクシ。


では、ここを上がりロックガーデンに行きましょうか。
結構登りますよ。


途中階段わきにはたくさんのツルアリドオシ。





ようやく天狗岩に到着。 ロックガーデン(岩石園)への入り口です。
ここから沢沿いに下ってゆき、再び登ると先ほどのFree wifi のお茶屋さんの方から続く道に出ることができます。
そのロックガーデン出口とお茶屋さんの間にこの天狗岩へ向かう道が一本あるので、
七代の滝への激下り、上りをしたくなければ、そちらを使ってロックガーデンに向かうこともできます。


さぁ、ロックガーデン。 谷底でコケも濃く美しいです。





アジサイや、ここにもイワタバコがたくさん見られます。


ゆっくり歩いて30分ほど。 綾広の滝。


この滝や七代の滝では滝修行も行われるそうです。 一般客も受けられるそうですよ。
食堂の奥さんに聞いた話では、現在でもとても人気があって、
お宿(宿坊)に泊まり、夕方に一回、早朝一回、滝に打たれに行くのだそうです。
現在の水量は少ないそうで、もっと岩の前面に出るほどの水量になるようですよ。
これでは岩に張り付かないと水にあたれませんからね。w


マタタビ
綾広の滝から階段などで斜面を登り、御岳神社の町の方へ戻ります。


午後から雨が降るかも、と思ったので時間は12時半ごろ。
ならばお昼ご飯は食堂でいただきましょうか。


「千本屋(ちもとや/せんぼんや)」←たぶん(^^;)さんの御岳そば。
これ、トロロだけでなく、山菜とか色々入っていて本当においしかった!!


ニワトコ
帰りもケーブルカーを使わずに歩いて帰ります。


ナガホノナツノハナワラビ?


ハナイカダ
ゆっくり歩いて3時ごろに到着。


 帰りのお風呂は「生涯青春の湯 つるつる温泉」へ。 なにしろ汗ダクダクでしたから。
 この温泉、車で行くと御岳山ロープウェイ滝本駅Pからはグルッと山を回ることになり少し遠いのですが、以前から行きたかったので行ってきました。 電車で来た方たちは御岳山から日の出山をまわり下山するとこちらの温泉が近いのでここでお風呂に入り、武蔵五日市駅まで送迎バスを利用されたりするみたいです。
 お食事処もありますし、アルカリ成分が高い泉質はその名の通りお肌がつるつるになりとっても気持ち良かったです!

 近いのに行っていなかった東京のお山。 ずっと「秩父多摩国立公園」だと思っていましたが、昭和25年(1950年)にそのように制定されたのち、平成12年(2000年)、国立公園指定50周年を記念して「秩父多摩甲斐国立公園」と名称が変更されていました。 瑞牆山などに行った時多分この名称を見たのだ。。。違う地域だと思っていた。

 身近な東京のお山も少しずつ開拓できれば良いなぁ、などと思っています。