out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

ノアザミ集う ~貴婦人の舞踏会~

2014-07-29 23:51:25 | 栃木県奥日光エリア

2014年7月26日(土)

 今年一月、金精の森でスノーシュー同窓会をした友人たちと刈込湖へのツアーを計画しました。 ツアーはべー太さんにお願いする27日の一日ツアー。 集合時間が早いので26日は前泊してゆっくりおしゃべり♪ Kホテルに宿泊したかったのですが、この時期小学生の団体さんが入っており予約できず。 幸いミノヤさんに宿泊できて良かった~。

 ということで26日(土)。 「せっかく奥日光まで来るので何か見る~?」と言う話が出ましたが、「渋滞を避け早くに奥日光に着きたい人」「どうせ渋滞するならゆっくり来たい人」と意見が分かれ、私は「渋滞を避けたい組」だったので、9時に歌ヶ浜で友人一人と待ち合わせることに。
 しかし。 25日(金)の「そぞろ」で小田代原に「ノアザミ復活~~!」の一報を聞き、やっぱり見に行きたくなるよねぇ~。w

 実際21日(月)に男体山に登るため3時起きで奥日光に来ていたので「この週こそはやめておこう。ゆっくり起きて行こう。」と思っていたのに結局また3時起き。w

 6時半の低公害バスに乗って見てきました~。 そして撮影して9時半には歌ヶ浜~中禅寺湖畔散策。w お昼はイタ大で全員集合してシェ・ホシノさんでランチ。 その後再びみんなで小田代原から戦場ヶ原散策。ww 充実したなぁ~。(*´д`*)

 と、前置きが長くなりましたが、上の写真。 その復活したノアザミ。 話には聞いていましたし、画像も見ていましたが、実際見ると本当にビックリ!!
 この子たちは昨年どこで何してたのっ!!、とツッコミを入れたくなるほど。 それはそれは見事です。








 奥の群落もすごい密度です。。。 2011年9月の大雨でできた小田代湖の影響は3年ぶりでようやく元に戻った、ということでしょうか。








 クガイソウもたくさん咲いていました。 あの妖艶な雰囲気が出ず面目ない。。。

 さて、その後小田代原のお花畑~戦場ヶ原~赤沼まで歩き、お花もたくさん見たのですが、まずは皆さん気になっているでしょう、クマ情報から先に載せましょうか。


 小田代原から戦場ヶ原を目指し、泉門池近くの分岐を右に行きます。 しばらく歩くとカエル合戦の見られる小湿原に出ます。 上の写真あたりですね。 その辺で正面から(戦場ヶ原方面)から来る二人連れに「この先にクマがいますから注意してください。」と言われました。 さらにもうひと組の二人連れが「クマを見た。」と言っていました。 先の二人はクマがいたので小田代方面に引き返すと去ってゆき、あとの二人は再び戦場ヶ原方面に帰ってゆきました。 私たちは少しお花の写真を撮ったりしていました。


 そして上写真のように戦場ヶ原方面に向かいました。 「同じ場所にそんなに長く居ないだろう」「人が通ったのだからもうクマは森の奥に逃げただろう。」とそんな気持ちでいたのですが。
 その先の左カーブの先、左側の茂みの中に。。。


 居たのです! 

 私はもっと先のほうかと思っていたのですが、案外近くにいたのです。 しかも、何人もの目撃者がいて、クマ鈴も聞いていると思われるのですが、頭を地面に向け、ものすごい勢いで何かを食べていました。 荒い鼻息が聞こえたときにはゾッとしました。 木道からはそんなに遠い距離ではなく、近寄っては危険かと思いましたが、既に近くに来てしまっていたので、ソッと通り過ぎてゆきました。 何事もなくて本当に良かったです。(写真はズームしたものをさらにトリミングしています)

 あとからべー太さんに聞いた話によると、このクマ(だろうクマ)は一時間ほど前からこのあたりで目撃されていたということ。(そぞろに載っている写真) ひと所に長くいないだろう、と思う私の考えはまったく間違えていました。

 長年何度となく山を歩いていてもまったくクマに合わない人から、私の友達のように初めて戦場ヶ原に来てクマに会ってしまうケースもあるのですね。 もちろん私たちが山を歩いているときにはクマの生息域を歩いているわけですから、いつ会ってもおかしくない状態にある、と思っていはいます。
 けれどどこかに「自分は大丈夫」とか「いるわけない」とか思う気持ちがあったと思います。 もっと気をつけなくては。。。もっとも、今回は団体で歩いていましたし、クマ避け鈴も付けていたのですけど。

 これで何かあればクマは射殺され、歩道は閉鎖され、みんなに迷惑をかけてしまいます。 現状、何か対策は打たれていないようなので、歩く人が気をつける。 そして、クマさん、どこか遠くに行ってくれると良いのだけど。。。