母の一周忌の日、先日の占いで言われた言葉を胸に父のところに行きました
入る前に深呼吸して、眉間に皺が寄ってないかチェックして、作り笑顔でもいいからニッコリして
父はベッドに座り、いつからそうして待っていたんだろうと思う形で、私の迎えを待っていた
一周忌を無事に終え、食事をした後久しぶりに実家で昼寝をした父
父の口から出るのは相変わらずの不満
だけど、なんでだろう
父の話を今までは「あ~、又かー 早く終わらないかな」って帰りのことばかり気にしてた
その時には気づかなかったけど、父の話は不満も多いけど面白い話も多い
何が言いたいのかな、どうしてほしいのかな、どういう気持ちなのかな、なんてことを考えながら聞いてると
何か見えてくるような、気持ちが少し理解できるようなそんな感覚になった
そして、ただ言いたいだけのこと、何も要求してないこともわかった
言葉の端々に前向きな姿勢も見えた
聴く姿勢ってすごく大事なんだなって改めて確信した
いつも不満ばかり聞いてた時は「だったら別の所に移る?それなら文句ないの?」とでも言ってやろうかと思ってた
出来るわけないことを知っていながら、資料でも持って行って現実を突きつけてやって黙らせようくらいに思ってた
私がここまでやってあげてるのにと上からだった私
足りないものは聞いて補充してあげてるのに、父の代わりに色々やってあげてるのに、何が不満なのかと
感謝されても文句言われる覚えはないと思ってた
でもね、そうじゃないんだね
感情のある人間に対して、それは違うんだね
帰り際、又来るねと言うと
又来てくれと言う父、いつもの会話
母だったら、忙しい中わざわざ来なくていいからって言うだろうなと思う
どっちも、相手を思う気持ちは一緒
私に出来ること、私がやりたいことを自然体でやっていこう、それで父が喜べばそれでいいんじゃないかって思った