2ヵ月ほど前に入棚したH羆白縞です。
まずは、神奈川のS園から入れたこの木の経歴を・・・
昨年の東京全国大会において、湖東錦で内閣総理大臣賞を受賞されたH氏は
羆のコレクターとしても有名な方です。
そのH氏はS園開園当時からのお客様で、園主とは30年来の友人であり
園主はH氏の棚に直接出向くこともあるとのことです。
この木は、今から7年ほど前に、園主がH氏の棚で本羆についていた白縞の仔を直割りし
お店に持ち帰って育てている中で出た仔になります。
つまり、H羆の孫に当たる木になります。
園主が持ち帰ったH羆の白縞の仔は、現在もS園にあり
この7年の間に、真っ白な仔もうんでます。
(残念ながら、紺覆輪が少なく、枯れてしまいました・・・)
さて、うちに来たH羆白縞ですが、墨はもちろん、葉裏までくっきり抜けた白の棒縞、虎斑も交え
何とも言えない雰囲気を醸し出していたので、無理言って譲ってもらったのですが
根が動き出してみてビックリ。なんとルビー根ばかりが出てきています。
まずルビー根が変化の前提になることが多いので
否が応でも今後の変化に夢が膨らんでしまいますね。
これから手に取る機会が多くなりそうで、ワクワクしています。