樹上の天使 富貴蘭

建国・羆系、金・黒牡丹系、金剛宝など20鉢程育成中
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飛鳳

2012年08月29日 | 奄美

あれから2ヶ月。

ちょうど1枚分の葉繰りです。

5本の仔たちもすくすく成長していますが、紺乗りがもう一つなのが玉に瑕。

それに比べて、元親の仔たちへの紺乗りのすばらしさは圧巻です。

前回の記事で、匂威の芽変わり説ありとの話をしましたが
匂威の元である白鯨の元親と飛鳳の元親を両方棚にお持ちの理事長さんの話では全く別物とのこと。

下葉で黄色くなる匂威と違って、下葉でも斑が白いこと
葉肉がペラペラに見える匂威と違って、葉肉がしっかり厚いこと
などなど、断然、飛鳳の方が上とのことでした。


曼珠沙華

2012年08月25日 | 花物

曼珠沙華がかなり遅くなって開花しました。

花纏もそうですが、三蝶咲きの花は本当に魅力的です。
(フウラン特有のえも言えぬ香りがないのが玉に瑕ですが・・・)

どうして、こんな花が咲くのかほんと不思議です。

この個体は実生のため、距の先がややピンクがかり、根もルビー根に近いです。

5年後にはそこそこの株になっていると思うので
そのときの咲き乱れるような花姿が今から楽しみでなりません。


上の写真の2日後。萼(がく)の部分が開き、さらに豪華絢爛な花に。


加賀童

2012年08月21日 | 花物

あれから一週間。

2輪萎れましたが、2輪咲きました。

きれいな花ですが、轡虫の花と完全に一緒!?

この花から考えると、加賀童に関しては純粋な轡虫セルフの選別品と言えるのかも・・・


西施

2012年08月19日 | 奄美

あれから2ヶ月。

葉1枚の成長です。

今回、手前の木を割り、ヤフオクに出品してみました。

仔芽と芽当たり付きの作得な木ですので、西施を入棚されたい方は是非ご検討のほどをば・・・


建国殿縞 No.136(B)

2012年08月18日 | 建国・羆系

こちらも「いさむ」こと建国殿縞No.136。

(A)とは違い、8年以上前に小さな割り仔でやってきて、今までに6本ほど嫁に出しました。
すでに十分元を引かせていただいた数少ない木です。

このNo.136という系統はとにかくルビー根の確率が高く、ほとんど青?というような木からもルビーを出します。

ここ最近は中斑縞ではなく細縞が多かったものの、天でまた芯に太中斑縞が出てきました。

なんでも元は小豆島のM氏の棚にあった木だとか。

去年の静岡大会で内閣総理大臣賞を受賞した白牡丹も、元はやはり同じM氏の棚にあった木。

あるところにはすばらしいものが集まっているんですね。


加賀童

2012年08月11日 | 花物

あれから10日。

加賀童の花芽が上がってきました。

花芽だけ見ると、轡虫とほぼ一緒のような・・・

いわゆる「豆鈴虫」系は豆葉とかけた後に戻し交配したとも聞きますが、どうなのでしょう。

咲いたらまたupします。

 

 


長寿楽

2012年08月08日 | 建国・羆系

あれから1ヶ月半。

左手前の仔を割りました。

天葉の芯に斑がかんできているものの、柄としては現状さほどといった感じですが
なんとこの柄にして総ルビー根。

目には見えない(写真ではもっと見えない)縞がかなり入り込んでいるのでしょう。

これは秋になったときの柄の冴えが楽しみです。


親木も1ヶ月半前よりも柄が冴え、しかも天葉の芯にしっかり斑がからんできています。

親木の根もほぼルビー根で、この長寿楽、ただものではなさそうです。


建国殿縞 No.136(A)

2012年08月04日 | 建国・羆系

「いさむ」こと建国殿縞No.136です。

上野の展示会の「いさむ」氏のお店で売りに出ていた物を帰宅後に連絡して購入しました。

すでに一鉢No.136はあるのですが、天葉の柄の出方のすばらしさについつい手が・・・

同じ上野の展示会の別のブースで、No.136の建国殿羆を見ましたが、7月にして柄の冴えはかなりの物でした。

7月の建国殿羆はくらんでいるケースも多いのですが、やはりNo.136はそんじょそこらの建国殿とはひと味もふた味も違います。