あれから2ヵ月半。
秋になり、柄の冴えがよくなってきました。
黒牡丹縞No.1という系統木も、いわゆる月笙と呼ばれる黒牡丹縞と同じように下葉では完全に暗むのですが
うちにあるNo.1は地味目ながら、下葉でも暗まず、縞が残ります。
だからこそ、一番仔が黄牡丹錦という奇跡を起こしてくれたのでしょう。
親と仔の間に出てきた仔もすばらしい柄で上がってきています。
植え替えの際に、かなり下についていた仔を外しました。
根は7、8cmと1cmの2本あるので、なんとか育ってほしいものです。
あれから2ヵ月半。
秋になり、柄の冴えがよくなってきました。
黒牡丹縞No.1という系統木も、いわゆる月笙と呼ばれる黒牡丹縞と同じように下葉では完全に暗むのですが
うちにあるNo.1は地味目ながら、下葉でも暗まず、縞が残ります。
だからこそ、一番仔が黄牡丹錦という奇跡を起こしてくれたのでしょう。
親と仔の間に出てきた仔もすばらしい柄で上がってきています。
植え替えの際に、かなり下についていた仔を外しました。
根は7、8cmと1cmの2本あるので、なんとか育ってほしいものです。
あれから、1ヵ月。
No.136やNo.109に比べると、現状の柄行きはまだまだ。
しかし、ルビー根の確率は非常に高く(ほぼ総ルビー根)、縞がかなり葉の中に隠れていると思います。
親・仔ともに、天葉にはしっかり中斑縞が入っているのですが、写真ではなかなか・・・
こちらも二匹目のどじょうならぬ二本目の建国殿羆を夢見て、楽しく作っていこうと思ってます。
あれから2ヶ月。
こちらもNo.136と同様に、柄が冴えてきました。
一昨年同様、羆柄です。
やはり、建国殿は肥料(特に窒素分の多い物)を与えない方が良いようです。
建国殿縞で、こまでの柄行きはなかなかお目にかかれないと思います。さすが「特級」!!
秋口だけでなく、一年中このように柄が冴えていたら、本当にすごい木なのですが・・・
「建国殿は建国殿羆よりも建国殿縞の最上柄の方がいい」と言われる方もいるようですが
この木を見ているとその気持ちも分かるような気がします。
あれから1ヵ月半。
建国殿縞No.136(B)は上野の新風会交換会で出して、No.136はこれだけになったので(A)はなくします。
その新風会の交換会(9月2日)のときは、まだ柄がそれほど冴えていませんでしたが
その数日後から建国殿の柄の冴えがすばらしくなってきました。
今ぐらいの冴えだったら、(B)も交換会でもっと高く評価されただろうに。う~ん、残念・・・
さて、このNo.136、親木の天葉の先が・・・・・
なんてこったいと思っていたら・・・・・・・・・・
なんと、親と仔の間から、新たな羆柄の仔が!!!
間違いなく、建国殿羆でしょう。
「自分の棚から建国殿羆を」との夢がどうやらやっと叶いそうです。
しかもNo.136なので、どんな建国殿羆になるか、今から楽しみです。
ところで、建国殿羆も含めた建国殿の銘を変えようと日本富貴蘭会で検討しているようです。
一説では、現在の「建国殿羆」を<建国殿>とする一方で
すばらしく柄の出た「建国殿縞」もちょび柄の「建国殿縞」も「建国殿(青)」も一緒くたにして
<建国殿(現在の建国殿羆)>のいわゆる柄落ち扱いにしようとしているとか・・・
(噂なので、間違っていたらごめんなさい)
問題は「建国殿羆」を「本羆」で売ろうとする輩がいること。
でも、「建国殿羆」の銘をどのように変えようとも、木は同じなので
「建国殿羆」を「本羆」として売ろうとする輩は絶えないのでは???
一般庶民には「本羆」など夢のまた夢。手に入れることなど考えもしません。
そんな中、「建国殿縞」からの「建国殿羆」は庶民の大きな楽しみの一つ。
趣味者の楽しみを奪わないためにも、「建国殿羆」は「建国殿羆」で何の問題もないのでは??
もちろん、趣味者としては、「建国殿羆」は「羆」ではなく「建国殿羆」としっかり明示すべきだとは思います。
あれから2ヶ月あまり。
奄美のように葉1枚とはいかないものの、葉1枚弱の成長です。
2本の仔もすくすく成長しているのですが、いかんせん紺乗りが・・・
毟った方が親木の成長にも、また次の仔にも期待できそうですが
これから紺がのる可能性があるから、毟らない方がいいよとの忠告が・・・
見ないふりしてほっときます。
それにしても、この天領覆輪、見れば見るほど、本当にほれぼれします。
実生の覆輪とはひと味もふた味も違います。
あれから2ヶ月。
飛鳳と同じく葉1枚の成長です。
当たりも含めて、仔が6本。こちらもすくすく成長しています。
今まですべて紺覆輪(→覆輪か幽霊)の当たりでしたが、初めて縞の当たりも来ました。
太極冠(太極仙覆輪)から期待の仔が出てきました。
今までと違って、紺覆輪の紺の部分が多く、大覆輪ではなく、しっかりした覆輪に育ってほしいものです。
しかし、この太極仙、本当に日に強い品種です。
南向きの2階のベランダで蘭がけにつるし、ガンガン日を採っていますが
(太極仙は伸びやすいため、弱日は禁物。だらしない姿になります)
幽霊地合いでも全く焼けません。
そういう意味では錦織に似ているのかもしれませんね。
初めて、縞の仔が当たりました。
紺地の良い、期待の仔です。
新風会の交換会で競り落とした大型の黄縞系金牡丹です。
競りに上がるまでに何人もの業者の品定めを受けていました。
「縞はあるの?」「いや、縞はないね」というようなやりとりも耳にしましたが
手にとって蛍光灯に透かしてよぉく見てみると・・・・・・・・・・
間違いなく、葉表まで抜ける縞が2本の仔ともに入っているではないですか。
というわけで、最後に一声かけて競り落としました。
競り落とした後、あんこさんから「縞出して持ってきてね~」と言われましたが
こればっかりは富貴蘭に聞いてくれってな感じです。
でも、良い買い物ができました。
それにしても、現状かすかな縞の撮影は難しい。
ばっちり撮るには、最低でもライトが3つ以上は必要そうです・・・
本日、上野グリーンクラブにて、第21回新風会交換会が開催されました。
参加者は50人余りで、荷主は半分の25人でした。
そもそも富貴蘭の自生地が関西方面のためか、富貴蘭会はもともと関西が主流で
新風会交換会も大阪で行われることが多かったのですが
今年は春・秋ともに上野で開催されました。
関東人にとってはうれしい限りです。
少しでも盛り上げようと、4鉢ほど荷物を持っていきました。
(うち1鉢は、思いとの差が激しかったため、引きましたが・・・)
今日は何も買わず、売りに徹する予定でしたが
最後の方に大型で2本仔つきの素直な黄縞系金牡丹が・・・
複数の業者さんの声で競り上がって行く中
声が止まった頃を見計らって一声
見事競り落とすことができました。
いずれまた、紹介させていただきます。