あれから2ヵ月。
様々なタイプの黒牡丹縞を見てきましたが、この黒牡丹縞No.1は個人的に最高の系統木だと感じています。
その同じ黒牡丹縞No.1の中でもやはり木によって当たり外れがあるようですが
この木は間違いなく大当たりのNo.1。
いつ見てもうっとりするほどの美しさです。
半柄の黄牡丹錦だった大仔は上に来て柄が割れてきて、出世の予感。
小仔の黄牡丹錦は相変わらずの最上柄。
あれから2ヵ月。
しっかりと中斑縞が入っているものの、No.109に比べると柄的には???のように思えますが
ルビー根の確率はピカイチ、しかも一番仔が建国殿(紺覆輪中透け芸)。
No.136は育てていて楽しめる建国系統木です。
仔ももやもやしているものの、なんとなーく中透け??
反対側の仔も、なんとなーく・・・・・・
次の仔もどうなっていくか今から楽しみでなりません。
あれから2ヵ月。
さすが特級(109)、各葉にすばらしい中斑縞が入ってます。
ただルビー根の確率はNo.136の方が上。不思議ですねぇ・・・・・
天葉にもすばらしい柄が入ってきています。軸も美しいです。
あれから2ヵ月。
ルビー根もしっかり伸びて、次の天葉が出はじめました。
一昔前はこの紺覆輪中透け芸が建国系の完成形でしたが、建国宝を筆頭に今は様々な建国の変わりが出てきています。
(建国が急に芽変わりしたのではなく、芽変わりしていた建国が脚光を浴びるようになっただけかも)
でも、紺覆輪中透け芸の建国殿は建国殿でやはりうっとるするような美しさです。
窒素分の入った肥料は一切やっていないので、まずはこの柄のまま10枚葉くらいを目指します。
「建国病にかかりそうでびくびくしている今日この頃」と5月30日の記事で書きましたが
すでにすっかり罹患しちゃってるようです(笑)
半月も立たないうちに、2鉢目の建国を入棚させちゃいました・・・
この建国縞は、今年の新根5本中5本ともルビー根。
打率10割です!!!!!
ということで、期待も込めて、「建国縞(総ルビー)」としてみました。
ぱっと見たいしたことない柄のように思えますが
じっくり見てみると、細かい縞がかなり入ってます。
秋口の冴えが今から楽しみでなりません。
あれから6ヵ月。
柄は相変わらず申し分なし!!!
あとは青や幽霊でない仔がとれるのを待つのみ。
今回は柄があるようなないような???
ほんと、この錦麒麟だけはなかなか良い柄の仔がとれませんね。
系統自体は伊豆の会長さんの錦麒麟からの割り仔なので、文句なしなのですがね。
あれから半年足らず。
うちの棚の中でもっとも葉幅引く木です。
もうすでに処分した奄美たちよりも葉幅を引いていたと思います。
天領は本当にすごい木です。
仔が源平から覆輪に変わっていかないか楽しみたいと思います。
今回は品種判定の大きな要素である花芽を比較してみたいと思います。
まずは月光羆です。
月光羆は、蘭の国からさんの棚で本羆の青から奇跡的に生まれた三光中斑です。
建国は、建国殿(旧建国殿羆)はもとより、建国宝、建国白覆輪、建国覆輪、建国の月など様々な変化種が生まれています。
しかしながら、本羆からの変化種はほとんど聞いたことがないような・・・・・
やはり、月光羆は稀代の逸品ですね。
さて、その月光羆が元は本羆からの芽代わりだということが次の花芽の写真でよく分かります。
この真っ赤な花芽の色はまさしく本羆の花芽の色と同じ。
写真撮影後、花芽の下についている仔芽が順調に育つようにとの祈りとともに、花芽は処分しました(笑)
さて、一方の建国殿No.136。
建国縞が紺覆輪中透けに変化したもので、中でもNo.136は超有名な系統木。
神奈川のS園の園主の名前を冠した系統で、ルビー根がバンバン出て、しかも建国殿をあちこちの棚でうんでいるとのこと。
実際、うちの棚でも、建国縞No.136を入れて、その最初の仔がこの建国殿です。
では、花芽の写真です。
きれいな中透け柄にルビー根ですが、月光羆の花芽との違いは一目瞭然です。
こちらの花芽ももちろん処分済みです。(笑)