あれから１ヵ月半。
我慢しきれず、親木についていた柄の良い大仔を割りました。
葉幅ひき、雄大な木姿の宮崎高千穂産の青軸青根品種。
他にはない特長を備える将来性のある木なので、大切に育てていきます。
親木（間口１７ｃｍ、葉幅１２ｍｍ）
今回割った仔Ａ（間口１６ｃｍ、葉幅１１ｍｍ）
葉幅ひきぶりぶりの木姿に、青軸青根の優雅さを備え、柄も抜群！！
割り仔Ｂ（間口１７ｃｍ、葉幅１０ｍｍ）
２本仔つきで、柄も上々。
割り仔Ｃ（間口１５ｃｍ、葉幅１０ｍｍ）
１本仔つきで、割り仔の中では最高の柄。特に仔の天葉はこれ以上ないほどの最上柄。
割り仔Ｄ（間口１３．５ｃｍ、葉幅１０ｍｍ）
素１本ながら、こちらも柄は上々。
上野グリーンクラブで行われている展示会に行ってきました。
その中で気になった５点をご紹介します。
１．日向の誉
銘からみて、宮崎産でしょうか。個人的には一番目を引きました。
国産で、しかも宮崎産の縞物は本当にほれぼれするほど美しい。
２．金牡丹黄縞
美しい黄縞ですが、やはり縞が派手すぎると、仔は幽霊が出やすいようです。
３．黒金牡丹
黒牡丹から出た金牡丹。金牡丹よりやや葉肉厚いが、金牡丹は金牡丹。
４．龍泉錦
親は櫛目最上柄。やはりこういう親から覆輪はうまれるのでしょう。
５．吟風
今流行りの変化種。墨を引く木が変化種になるポイントのようです。
あれから３ヵ月あまり。
葉半分の成長です。
同じ高千穂でも、天領とはずいぶん成長に差があります。
この親はすでに２本も龍泉錦覆輪をうんだ最高の血統木。
３匹目のどじょうをねらい、大きく作っていきたいです。
あれから３ヵ月あまり。
葉１枚の成長といったところでしょうか。
これももう少し大きく作ろうと思い、上から２枚目は目論見通りです。
じみ～ですが、作るには最高の櫛目柄なので
大きく葉幅広くなるよう、この秋も頑張ります。
