「羆」カテゴリ第２弾は、こちらも富貴蘭讃歌さんに譲っていただいた「羆白覆輪」です。
この「羆白覆輪」は、稀代の逸品である「月光羆」と同じく、「本羆の青」から芽変わりしたものです。
「月光羆」は、本家の蘭の国からさんの他に、私が知っているだけでも少なくとも４ヵ所の棚にありますが
この「羆白覆輪」は、現在、富貴蘭讃歌さんの棚に２鉢、そしてうちに１鉢の、計３鉢しかありません。
同じ「本羆の青」からの芽変わりながらも
「月光羆」は、黄色の三光中斑。
「羆白覆輪」は、後冴え白覆輪。
両種を棚に並べて栽培できるのは本当に贅沢なことです。
そのうち、比較した記事でも載せられればと思ってます。
こちらも仔芽あたりが３つもついているので、今後が本当に楽しみです。
今まで「月光羆」だけだった「羆カテゴリ」でしたが、今回新たに２つ仲間入り。
その第１弾「本羆の青」です。
青は青でも「本羆の青」は現在でもかなりの値段で取引されているようです。
ただし、何より大切なのが、その親が本当に羆かどうか。
「本羆の青」にはかなりの確率で「建国羆の青」も混じっているようですので・・・・・
たしかな「本羆の青」を入手する方法はただ一つ。
それは、本羆を数多く愛培されている方から直割りしていただくこと。
というわけで、東京大会において「羆」で大臣賞を受賞された富貴蘭讃歌さんからの「本羆の青」です。
富貴蘭讃歌さんの話では、青とはいえ、「本羆の青」はそんなにばかすかふえないとのことでした。
手にとってよくよく見てみると、思わせぶりな柄の葉ばかりです。
さらに、今回譲っていただいた割り仔には４つも仔芽あたりがついていましたが、すべて育つかどうか・・・・・
特に一番下の仔は幽霊のような葉が出てきているので楽しみです。
あれから２ヵ月。
黒牡丹縞の最上系統木がNo.1なら、金牡丹縞の最上系統は亀谷金牡丹だと思います。
その亀谷金牡丹も今までかなり見てきましたが、その中でもこの木がベストだと言い切れます。
東京大会で、この木の親株が展示されてなかったのが、かなり残念でした。
この木の株こそが金賞、いやいや特別賞にふさわしいと個人的には思ってます。
